命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録

時計回りの立山周回・二山縦走_4:剱岳に見守られながら富山で一番高いところに立ってきた【大汝山3015m】

立山周回・二山縦走:室堂平~劔御前小舎(泊)~別山~大汝山~雄山~室堂平 2日目_2

【登った時期】2021年7月中旬
【同行者】なし

プチ要塞:富士の折立によじ登る

地図から想像していたよりはるかに「壁」だった急登を登ったところは【富士の折立】の肩部分だった。

とりあえず呼吸を整え水分補給。

山頂はすぐそこに見えているが、、

プチ要塞。

あれって登れるの?

一時はスルーしようとしたが、休憩中のおじさんに

「荷物をここにデポして、剱岳見ておいで」と勧められ、挑戦することに。

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時計回りの立山周回・二山縦走_3:未来から現世に続く天空の散歩道を行く【剱御前小舎~別山~富士の折立】

立山周回・二山縦走:室堂平~剱御前小舎(泊)~別山~大汝山~雄山~室堂平 2日目_1

【登った時期】2021年7月中旬
【同行者】なし

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日の出と共にまずは別山をめざす

2日目の朝は、朝食をお弁当にしてもらい日の出と共に歩き出す。
とは言え、暗い道をヘッドライトで歩くのは不安なので、出発は明るくなってから。

小屋前で荷物を整えたり行動食をちょこちょこ口にしているうちに朝日が昇ってきた。

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時計回りの立山周回・二山縦走_1:立山三山縦走どっちまわりがいい?

立山周回(三山縦走)計画:どっちまわりがいい?

鎖骨骨折から復帰後遠征第一弾は立山を歩くことにした。
数年前、黒部立山アルペンルート観光旅行の途中に一の越山荘から雄山に登った。
その時から「この道の続きを歩いてみたい」と憧れ思い続けたものの、天候不順や骨折に阻まれ続け、、遂にその時がやってきたのだ。

 

室堂をスタートして立山、別山、浄土山をぐるっと周回縦走する人気のコース。
健脚の人なら日帰りでまわるコースをもちろん1泊2日で歩き、下山後は大好きなみくりが池温泉に泊まるという贅沢な計画はすぐ整った。

問題は、時計回りか反時計回り、どちらまわりに歩くのがよいかだった。

 

★この美しい稜線を、どっち周りに歩く?

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六甲山系ゆるっ登山:標高高めからの楽ちん六甲山で芦屋市最高峰にも立ってきた【東おたふく山登山口~有馬温泉】

東おたふく山登山口~東おたふく山~土樋割峠~蛇谷北山~一軒茶屋~有馬温泉 

【登った時期】2022年05月上旬
【同行者】友人1人

 

助っ人を得て初夏のゆるっ登山

昨年のこの時期はすだれ状に垂れ下がる芋虫と足元をはいまわる毛虫におびえ、六甲山から遠ざかっていた。

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今年も桜が散り新緑が美しく山を彩ると梅雨明けまではやつらの天国だなあ、と思いつつ未練がましくWebで情報をあさっていると、、
今年は「毛虫が少ない」という言及が多い。

しかも、家庭菜園をやっているため「芋虫なんて憎いだけでこわくもなんともない。ぶつ切りにしてくれるわ!」という頼もしい知人が一緒に登ってくれるというので、初夏の爽やかな六甲山へ。

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山と日焼けとフェイスガードとその使用感

日焼けの思い出

時をウン十年遡る遠い昔。
懐かしの昭和の夏。
つまり私が子供の頃。

海やプールに家族で行くと父は一緒に遊んでくれたが、母は日傘をさして海岸やプールサイドで私たちを見守っていた。
サッカー地なんかの涼し気なワンピースに白い日傘や麦わら帽子。
一緒に泳ぐ母親達もいたが、当時はそんな感じの日傘母が多かったような気がする。

私達子供はもちろん、若いおねーさん達も日焼けなんて気にせずにはこれでもか!と太陽を全身に浴びていたっけ。

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そして時は過ぎ、

紫外線や日焼のデメリットが世に知れ渡るようになると、海や山や観光地には帽子・サングラス・UVパーカー・アームカバー・トレンカ等々様々な製品をこれでもか!と駆使した女性があふれかえるようになっていた。

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滋賀県で一番高いところに立ってきた:歩いても歩いても。。【伊吹山1377m】

伊吹山:JR近江長岡駅から路線バスにて上野登山口~山頂~登山バスにて立ち寄り温泉(ジョイ伊吹)~JR米原駅

【登った時期】2021年5月下旬
【同行者】なし

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芋虫毛虫天国から逃れ、滋賀県最高峰の伊吹山へ

六甲山で降り注ぐいもけむ勢に敗北しみじめに撤退し、行き場を失った私が目をつけたのは伊吹山だった。

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六甲山系ゆるっ登山:戦慄!瀬戸の花嫁【阪急芦屋川駅~荒地山山頂~芦屋ゲート】

阪急芦屋川駅~城山~荒地山山頂~芦屋ゲート 

【登った時期】2021年04月上旬
【同行者】なし

 

荒地山の山頂をめざす

前回到達できなかった【荒地山の山頂】を目指す。
山頂からは芦屋ゲートへ下りてみるつもり。

青空の下、阪急芦屋川駅から芦屋川に沿って北上し、高座の滝と城山との分岐点を右(城山方面)へ。

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六甲山系ゆるっ登山:謎のガベノ城に登ってみた_2 全然城じゃなかったガベノ城【剣谷登山口~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート】

阪急甲陽園駅~北山緑化公園~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート② 

【登った時期】2021年03月下旬
【同行者】なし

剣谷登山口から謎のガベノ城へ 

六甲山系の地図を見るたびに気になっていた【ガベノ城】に登ってみた。

阪急甲陽園駅からちょっと寄り道しながら歩き、高級住宅街剣谷町のはずれにある登山口を探し、、

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やっと見つけたささやかな表示を頼りに、剣谷登山口に突入だ。

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あふれ出る私道感。

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六甲山系ゆるっ登山:謎のガベノ城に登ってみた_1 まずはわかりにくい登山口をめざす【阪急甲陽園駅~北山緑化公園~剣谷登山口】

阪急甲陽園駅~北山緑化公園~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート 

【登った時期】2021年03月下旬
【同行者】なし

謎のガベノ城に登ってみた 

 芦屋市の会下山遺跡と同じく地図を見るたびに気になっていた地名。それは、

【ガベノ城】

六甲山系の地図を見ると東の端に甲山がある。その甲山の少し西。
【ゴロゴロ岳】や【観音山】の近くにその名前はあった。

【ガベノ城】という名前から浮かぶ妄想は、殿様というよりは盗賊だ。
ガベノ城を根城とした山賊。

しかも【ガベノ城】じゃないぞ、【ガベノ城】と言い切ってるんだけど。

さすがに本当に城があるわけはないけど、
城跡なのか、ただの愛称なのか。。

漢字はないのか。

色々気になる夢が広がる地名だが、ハイキングコースが通っており、西宮市の高級住宅街、剣谷町のはじっこに登山口があるようだ。

ここから登って【ゴロゴロ岳】を通り芦屋側に抜けて下山する計画を立てた。

更に今回はコンパスの練習も行ってみるつもりである。

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