芦屋会下山遺跡~風吹岩~雌池~風吹岩~神戸薬科大登山口
【登った時期】2024年4月初旬
【同行者】なし
神戸薬科大尾根を目指してお花見ハイキング
ちょっと寝坊してしまった春うららかな朝。
一度桜の季節に行ってみたかった神戸薬科大尾根を歩きに行った。
青空広がる芦屋川駅を出発。
天気予報は午前中晴れ午後から曇り。
晴れているうちに薬科大尾根を歩いた方が綺麗だろうとは思ったが、下山後に銭湯に寄りたい気持ちもあり結局芦屋川から登って薬大に下りるルートにした。
芦屋川沿いの桜はちょうど満開。
午後に向かってかなりの人出のようだ。
目指すは会下山遺跡。
ここから入山すると楽ちんに風吹岩に登れるしとても静かなので最近のお気に入り。
住宅街のあちこちに様々な種類の色とりどりの花。
絵に描いたような見事なチューリップ
会下山遺跡登山口より登山道へ
静かなる遺跡。
今日も人が少なくてのんびり歩ける。
今日も海の方を見つめる巨大蛙岩に到着。
風吹岩到着。
この頃から天気予報どおり空には雲が広がりだした。
いつもにぎわっている風吹岩だが、少し時間が遅めのせいか静か。
予想以上に人気がないためここでお昼休憩をとってもいいけど、予定通り雌池まで足を延ばすことにした。
春の横池風物詩。ひしめき合うおたまじゃくし
雌池に向かうためまずは横池を通過。
お昼休憩を雌池で取る理由の一つはこの横池で春の風物詩を見るため。
春の横池といえば、
おたまじゃくしだ。
初めて見た時は、
何でこの池はこんなに黒いんだろう。
この黒いのは水草?泥?
と不思議に思って近づいてみて「ひょえええ(;゚Д゚)」と驚いたおたまじゃくし達。
黒っぽい帯みたいな部分はおたまじゃくしの大群だ。
湧いている、と言ってもいい。
水際には運悪く飛び出したのか?干からびた哀しい屍も累々と続いている。
うじゃうじゃうようよ
うじゃうじゃうようよ
ちょっと気持ち悪いけど、春に風吹岩まで来るとつい見に来てしまう。
お玉達が今年も元気にうよっているのを確認できたので安心して雌池へ。
晴れて風がない日は水面が美しい水鏡となり、六甲山系ぷち大正池と言っても過言ではないかもしれない大好きな休憩場所。
今日は曇りがちで景色はイマイチだったが、人気も無いので遠慮なく池にせり出した大岩を独り占め。
花曇りの薬大尾根。桜越しに霞む神戸の海
雌池でゆっくり休憩した後は風吹岩にもどり、薬科大登山口をめざして下山。
しばらく下ると桜が姿を現した。
登山道に沿って見事な桜の木がぽつぽつと現れる。
すっかり散って葉桜になった樹もあればまだまだ咲き誇る樹もあったが、全体的には少し時期が遅かったみたい。
見事な桜のトンネル
やはり晴れていた午前中にこちらから登った方が良かったかな。
でも、芦屋川で見た青い空にくっきり映える花もいいけれど、霞んだような白い桜も悪くないかも。
「花曇り」という言葉もあることだし。
桜が途切れると雑木林を下り
小さい流れを渡って階段を登ると登山口。
登山口の神戸薬科大に咲き誇る桜。
ここの桜が本日一番もりもりに咲き誇っていた。