命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録

六甲山系ゆるっ登山:阪急甲陽園駅~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート②:謎のガベノ城は全然城じゃなかった

阪急甲陽園駅~北山緑化公園~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート② 

【登った時期】2021年03月下旬
【同行者】なし

剣谷登山口から謎のガベノ城へ 

六甲山系の地図を見るたびに気になっていた【ガベノ城】に登ってみた。

阪急甲陽園駅からちょっと寄り道しながら歩き、高級住宅街剣谷町のはずれにある登山口を探し、、

www.arukuyo.com

 

やっと見つけたささやかな表示を頼りに、剣谷登山口に突入だ。

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あふれ出る私道感。

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静かなるガベノ城への道

このまま進んでいいのだろうか、とやや不安になるも、
舗装された路地の先にすぐに山道が現れてほっと安心。
ここでコンパスをセットする。第一目標は「ガベノ城」だ。

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安心して山道に突入すると、元々の標高がそこそこあるだけに
あっという間に海の方まで見渡せる。f:id:Bibendumaru:20210616221634j:plain

 

登山道はきれいに整備されているわけではなく滑りやすいけれど、迷うほどでもない。

一か所だけ分かりにくい分岐があったのでさっそくコンパスの練習をしてみた。
左側に「赤いテープ」
右側には何もなし。

何も考えず道なりに歩いているとテープがある左に行きそうになる…
が、コンパスは「右」と言っている
結果、右が正解だったので嬉しくなる。
*左の方もちょっと覗いてみたが堰に続く下りになっているようだった。テープは作業する人のための目印なのだろう。

 

あとは迷うような分岐も特になくどんどん進むのだが、足元はざらざらして滑りやすく、手を使う場面もあるので手袋はあった方がいい。
ロックガーデンを思い出すような道。

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プチ岩梯子もあり。
この岩梯子は本家と違って直立していないのだが幅がやたらと狭い。
無理やり体をねじこむのかなーと思ってよく見たら、そんなことはしなくてもプチ岩梯子の脇から登れるポイントがあるのであった。

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すれ違う人はいない。
追い越していく人もいない。

ここで捻挫とかして動けなくなったら、もしかしたら今日は誰も通りかからないかもしれないなあ、とふと思う。

こんなに住宅地にも近いのに本当に静かだ。

そして想像していたよりきつい登り。

 

ちょっぴり「城」っぽいかなと思える人工的な石積みの前を通ったのでもうすぐ?と思ったが、

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喜びもつかの間、またしても乾いた道をどんどん歩き、、

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登り始めて40分程度で、手書きの標識発見!

非常に小さな標識だが、分岐自体は見落とすことはないと思われる。

ここで本日初めて2人組の登山者とすれ違った。
ガベノ城方面から降りてきたようだ。
私もいざ、ガベノ城へ参る!

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「ガベノ城」に到着!!

分岐からメインロードをはずれて少し登ると、そこがあっけなくガベノ城だった!

がしかし、そこには特別には何もなかった。

【ガベノ城483ⅿ】の表示がかろうじてあるものの、それに以外には何もなく。。

城感まったく無し!

山賊の根城感も無し!

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かつて城があったというイメージだったので、「兵どもが夢の跡」的にちょっとした草原というか平らな場所があるのかなと想像していたが、狭いところに岩が少々あるだけなのであった。

しかも私が到着した時、その唯一座れそうな場所はトレランらしき女性グループがかなりにぎやかに休憩中。

できればこのあたりでお昼を食べたかったし、【何もないガベノ城】の写真を撮りたかったので、水を飲んだりしながらしばらく様子を伺っていたが、おしゃべりに余念がない。

グループが陣取っているところ以外には座れそうな場所も無いので、ここでの大休憩はあきらめて先に進むことにした。

ちなみに眺望もいまいちだ。
一応甲山方面が見えるが、どうがんばっても木に遮られる。

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元の道に下りている最中に、彼女たちが下りてくる気配があった。
なんだよ、だったら「私達もうすぐ出発しますから」とか声かけてくれたらいいのに。私が登ってきてウロウロしてたの見てたのに、、とちょっともやもやする。

そもそもあんなに狭いところを大人数で埋め尽くすってどうよ。
ぷんすか。

今更登りなおすのも面倒なので、ぷんすかしながら歩く道にはちょっと「城跡感」が醸し出されている。
城ではないかもしれないけど、何かあったことは確かみたい。

そういえば、道もガベノ城分岐以降は非常に快適に整備されていて歩きやすくなっていた。

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六甲山系には登山道に大きな岩がゴロゴロしていることが多いのだが、この道もところどころに岩がごろんごろんしている。

このへんにも巨岩があるんだなあ、と思いながらその脇を登っていくと、おお!

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ちょいと開けた場所を発見!

甲山方面がぱあっと開けている。

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剣谷登山口からガベノ城への道は六甲山系東の端=甲山を眺められるコースだった

近づいてみると大きな岩の上や横にゆったり座ることもできそうだ。

ガベノ城よりも展望がよくて気持ちいい。ここでお昼。

非常に気持ちいい場所だが、木陰が一切なくて日差し満開。岩の上に座ると暑いので、岩の影を狙ってもたれて座ると、、岩がひんやりして非常に心地よい。

甲山がきれいに見える。

前にあるのは北山貯水池。

芦屋の方まで行くと甲山は見えなくなるので、新鮮な景色だ。

かすんでいるが大阪の方まで展望が広がっている。

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さっきまでぷんすかしていたが、
優しい気持ちを取り戻し、ちょこんと伏せている可愛い甲山を愛でる。

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あまりに気持ちがいいので、このまま昼寝でもして同じルートを戻ろうか、、という気持ちが湧いてきたが、やはり予定通り芦屋に下りることにし、出発だ。

 

少々登ったらゴロゴロ岳に向かう道に突き当たる。

左へ。

このあたりから道標が整備されているので安心して歩ける。

登山者も増えてきた。

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広い道を気持ちよく歩いていく。

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突然現れるなんかよくわからないフェンス。
フェンス沿いの細い道を進む。

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フェンスにはこのような恐ろしい注意書きが貼ってあるのだが、、、
本当にビリっとくるのかは試してないので謎。

ついでに、このビリビリフェンスで囲まれている施設が何なのかも謎。

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恐ろしいフェンスから離れて六甲山系名物【登山道の脇にごろんごろんしている岩】のそばを通り、更に歩きやすくなった道をどんどん歩く。

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と、唐突にあっけなくゴロゴロ岳に到着した。

岳感はまったくなくて、記念碑みたい。

遠い昔に遠足でゴロゴロ岳に来ているはずなんだけど、こんなだったかなあ。

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もう少し「山頂」っぽいイメージを抱いて来るハイカーは多いようだ。
この時もすれ違ったグループに

「すみません、ゴロゴロ岳ってどっちですか?」と聞かれたので

「そこですよ」と教えてあげたところ、背後で

「ええーっ」と悲しみと笑いの入り混じった声が聞こえた。

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分岐。

まっすぐ行くと苦楽園口駅の方に下りられる。

芦屋へ降りるのでびりびりしないフェンス沿いに右へ。

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ちょっと行くと再び分岐。わかりにくいけどこの路地的な道を選ぶと登山道から出て芦屋の別荘地:奥池住宅地へ出られる。数は少ないけどバスも通っているから力尽きた人はここから出るといいかも。

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さらにどんどん下りていくと、また分岐。
芦屋ゲートに出るためには右へ。
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地図で予習した際、ここから先はわかりにくくてうっそうとした道を想像していたが、そこそこ整備されており道標もある。
但しテープが赤やピンクや水色やら交じり合って至る所にひらめいていたり、林の中へ迷い込みそうな所もあるので、道標(とコンパス)だけを信じてテープは見ない。

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せせらぎの音を聞きながら川に沿って歩いたり、

ぼろぼろの橋を渡り

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きれいな橋も渡る。

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誰もいない【青空広場】の脇を抜け、
(ここで子供が一人で遊んでいたらちょっとホラー映画ぽい)

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ゴロゴロ岳から1時間ほどで芦屋ゲートの前にぽん、と出た。

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バス停は登山道から出てすぐ右手にある。

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冬場は1時間に1本。春から秋でも1時間に2本。
ここから駅までは歩ける道のりだが、交通量は多いし歩いても楽しい道ではないので、なるべくならバスに乗りたい。

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バスを待つ間に偵察。

このゲートに有料ながらトイレがあるという情報があったので確認してみたいと思っていたのだが、、

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あった。

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料金所の横に入り口があり、トイレを使用したい人は入っていいらしい。
トイレの近くには自動販売機とベンチも見える。

 

今回はトイレを使用しなかったけど、緊急事態発生時や、西宮側から神戸まで縦走する際には頼りになるのではないだろうか。

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緑化植物園では散り始めていたがここでは春爛漫の桜。
バスを待ちながらしばし花見を楽しんだ。