命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録

時計回りの立山二山縦走【1】:立山三山縦走どっちまわりがいい?

立山三山縦走計画:どっちまわりがいい?

鎖骨骨折から復帰後遠征第一弾は立山を歩くことにした。
数年前、黒部立山アルペンルート観光旅行の途中に一の越山荘から雄山に登った。
その時から「この道の続きを歩いてみたい」と憧れ思い続けたものの、天候不順や骨折に阻まれ続け、、遂にその時がやってきたのだ。

 

室堂をスタートして立山、別山、浄土山を縦走する人気のコース。
健脚の人なら日帰りでまわるコースをもちろん1泊2日で歩き、下山後は大好きなみくりが池温泉に泊まるという贅沢な計画はすぐ整った。

問題は、時計回りか反時計回り、どちらまわりに歩くのがよいかだった。

 

★この美しい稜線を、どっち周りに歩く?


当初は反時計回りに歩こうと思っていた。
理由は特になく、強いて言えば一の越から雄山に登った過去の思い出のせいだろうか。やはり一度歩いた道というのは安心だし、万が一鎖骨の調子が悪ければ雄山で引き返してもいいな、と考えた。

が、たまたま登山道具店のスタッフに「立山縦走は初めて。体力には自信がない。下りがちょっと苦手」という話をしたところ私のような登山者には時計回りがいいのでは、と下記のアドバイスをもらったのだ。

初心者に時計回りをお勧めする理由

反時計回りのデメリット:2日目の体力がなくなった頃に雷鳥沢キャンプ場への長い下りと最後の登りがきつい。
また午後はガスが出て剱岳は見えない可能性が高い。

 

★反時計回りだと最後にここを一気に下りて、また登り返さなければならない(+_+)

時計回りのメリット:初日はゆっくり体を慣らしながら剣御前小舎まで登るだけでいい。その日か翌朝剱岳が見られる可能性が高い。
2日目最後の浄土山は体力と時間次第で行けそうか判断すればいい。無理をしないであきらめることも大事。

なるほどなるほど。

何を重要視するかにもよるが、体力なし下り苦手の私は最後に長い長い下りが待っているのは避けた方が良さそうだ。
剱岳が見られる可能性が少しでも高いのもポイント高し。

具体的なアドバイスはとても参考になり、早速時計回りプランに変更。
結果的にこれが大成功となった。

*健脚で慣れている人なら反時計回りには「混雑エリアの雄山を早朝空いているうちに抜けることができる」というメリットがあるそうだ。
健脚者ならガスが出る前に剱岳のビュースポットまで行けるしね。

三という数字の魔力

ちなみに計画を立てた時は【三山縦走】の予定だったが、浄土山は断念して結果的には【二山縦走】となった。

それにしても【三】という数字の座りの良さは半端ない。
日本三大祭り、三霊山、徳川御三家、仏の顔も三度まで。
東方三賢人とか三位一体
などもあるから日本人だけが3好きだというわけでもなさそうだ。

2だとどうしても対立感、白黒つけましょ感が表に出てどっち?どっちを取るの?ええい、はっきりせえや」と詰め寄りたくなるけれど、ここに+1されて3になるとあら不思議。
3つ仲良く並び立てばええやん、と突然ぬるい感じになるのはどうしたことだろう。
まあそんな不思議な魅力を持つ3という数字を、私も使いたかった。
【立山三山縦走】に比べて【立山二山縦走】はどうも落ち着きが悪くて残念な感じである。

もちろん二山でも立山は本当に素晴らしかったのだが、次回はぜひ「三山縦走」してきたいと思う。

 

 

 

 

 

六甲山系ゆるっ登山:【東おたふく山登山口~有馬温泉】標高高めからの楽ちん六甲山で芦屋市最高峰にも立ってきた

東おたふく山登山口~東おたふく山~土樋割峠~蛇谷北山~一軒茶屋~有馬温泉 

【登った時期】2022年05月上旬
【同行者】友人1人

 

助っ人を得て初夏のゆるっ登山

昨年のこの時期はすだれ状に垂れ下がる芋虫と足元をはいまわる毛虫におびえ、六甲山から遠ざかっていた。

www.arukuyo.com

今年も桜が散り新緑が美しく山を彩ると梅雨明けまではやつらの天国だなあ、と思いつつ未練がましくWebで情報をあさっていると、、
今年は「毛虫が少ない」という言及が多い。

しかも、家庭菜園をやっているため「芋虫なんて憎いだけでこわくもなんともない。ぶつ切りにしてくれるわ!」という頼もしい知人が一緒に登ってくれるというので、初夏の爽やかな六甲山へ。

怖くなくとも毛虫にさされるとまずいので、長袖帽子必須で集合した。

結果的に、有馬温泉への下山まで目視したのはぶら下っている青虫が4匹。毛虫は全く見かけないという天国のような1日だった。

去年の地獄はなんだったんだろう。
当たり年だった?

それとも高座の滝付近はいもけむ達のパラダイスなのか。

バスで標高をかせげる東おたふく山登山口

阪急芦屋川駅から阪急バス【芦屋ハイランド行】に乗り20分弱。
【東おたふく山登山口】下車。

久しぶりの山歩きということもあり、東おたふく山を経由して六甲山頂(の近くの一軒茶屋)を経て有馬温泉に下る計画だ。
土樋割峠からも七曲り方面へは向かわず、芦屋市最高峰である蛇谷北山を経由する。

東おたふく山登山口は標高が460m。
六甲山頂は931mだからほぼ半分の標高をバスでがんがん稼げるのだ。

バス停看板後ろに見えている舗装路を進む。

すぐに分岐。
左を指す【ユートピア芦屋】道標が目立つので、思わず右に行ってしまいそうになるが、その下に控えめに【東おたふく山ハイキング道】道標も隠れている。
見逃さないように左へ。

次の分岐は右。
ハイカーの皆様向けに
「左は住宅地だから絶対入るなーっ!」
という内容の看板あり。

痛んでいるが、一応舗装された林道を行く。

見落としやすい登山口

すぐに左手に道標があるのでここから登山道へ入る。
地図によると、このまま舗装路を進むと舗装路のまま土樋割峠まで通じているらしい。
この道標は結構分かりにくいので、間違えて直進し引き返してきたハイカー達がいた。

林道から左に入って小さな小さな川を越え、樹林帯に突入。
ここから知人に先に進んでもらうことにしたが、まったく芋虫も毛虫も気配なし。

今日は一人ではないので、

「先頭の歩兵友達が見つけて払ってくれるもんね。万が一体にくっついてもちゃんと剥がしてくれるもんね(^▽^)/」

と強気な私は、いつもの

「(その辺にうごめいている芋虫達には)焦点を合わせないことによって存在しないことにする作戦」

は遂行せず、むしろ「来るなら来い!」ときょろきょろしながら歩いていたが、今日に限って本当にいない。

どういうことなのか。

一度だけ知人が「あ!」と叫ぶので「来たか!」と身構えたが、なんと縞々の蛇がいるという。
蛇はまったく平気というかむしろ「見たい!」私なのだが、知人が指さす方向を必死で見てもさっぱりわからず、ここで蛇を認識するのに5分以上費やしてしまった。

灌木帯を抜けて高度を上げていく。
展望はない。

左手に住宅があるようで、登山道の左側にはひたすら
【進入禁止】の看板や、ロープや柵が張り巡らされていた。

展望はないが、道は単調ではないので楽しく歩ける。
やがて空が開けてきたな、と思ったら、

ぱあっと明るい開けた場所に出た。

六甲山には珍しい草原ぽい展望が広がる!
草原をわたる風が心地よい。

ツツジの赤が映える。
マイナーコースで人が少なくとても静かなので、草原地帯はそんなに広くなくても「独り占め感」がある。
満足度高し。

草原地帯を抜けたところが【東おたふく山山頂】697m。
鈍足の私が途中で蛇を見たり、水分補給休憩しても1時間かからず登れた。

【山頂】からも眺望はあるが、草原地帯にはかなわない。
いつもの六甲山系からの眺望、という感じ。

山頂道標から左に向かうと【雨ヶ峠】
今日は奥の【土樋割峠】方面へ向かう。

笹の間の道は気持ちよく歩いて行ける緩い下り。

ところどころに分岐があったが、多分どれを選んでも正解なのだと思われる。
笹で作られた巨大迷路のよう。

笹道の最後の急な下りを抜け、舗装路に出た。
舗装路を横断すると【土樋割峠】の道標が立っている。右へ舗装路をたどれば【東おたふく山登山口】を経てバス停へ。
左へ行けは【七曲り】を経て六甲山頂。

まっすぐ階段を登り【蛇谷北山コース】を進む。

蛇谷北山コースはマイナーだけど歩きやすい道

七曲りは単調にだらだらえんえんと、だが、蛇谷北山コースは笹の間を抜けたり、枯葉つもる灌木帯を抜けたり、ちょっとした岩を登ったりしながら急勾配を登っていく。

退屈しなくて楽しく歩けた。

ハイカーはびっくりするほど少ないが、「ここは蛇谷・北山コースです」と芦屋市の看板がたくさんあり、きちんと整備もされている。

芦屋市最高峰:蛇谷北山に立つ

土樋割峠から40分ほど登ったところで【北山山頂】の分岐道標が現れた。

分岐からすぐに小さな広場。

芦屋市最高峰:蛇谷北山(じゃたにきたやま)
標高:840M

名前はすごいが、特に何もない。

芦屋市最高峰だが、最高地点ではないので、一番高いところには立てなかった。
最高地点は【後鉢巻山】の山頂付近とのこと。
後鉢巻山・山頂は芦屋市神戸市西宮市の境界になっているので、山頂は西宮市に属しているってことかな。

一応眺望はあり。

【蛇谷北山】とはちょっとおどろおどろしいイメージの名前だし、【蛙岩】のように何か言い伝えでもありそうな?と調べたけれど見つからなかった。

蛇がうじゃうじゃいるのだろうか、と思ったがおたふく山登山口付近で見ただけで、そういうわけでもなさそうだ。
帰宅してから地図をじっくり見たら、東おたふく山登山口付近の谷が【蛇谷】で、その北にある山だから【蛇谷北山】なのね、たぶん。

なるほど。

ということは、登山口でシマヘビを見たのも【蛇谷】故だろうか。
なんだかちょっと嬉しい。

蛇谷北山からアップダウンを繰り返しながら20分。

六甲山神社(むこやまじんじゃ)の駐車場に出た。

奥を覗いてみると普通のお宅?感が漂う不思議なムードで足を踏み入れづらい。
迷っていたらハイカーが出てきたので私たちも中へ進み、お参りした。

六甲山神社からは車道を西へ1キロほど歩いて一軒茶屋へ。

今日は山頂はスルー。
美しくなったトイレ兼休憩所でお昼休憩。

食後は魚屋道を有馬温泉に下り、銀の湯でさっぱりコースである。

 

蛇谷北山コースではほとんど人に会わなかったが、七曲りコース側からはたくさんのハイカーが登ってきて、私たちが出立する頃は大混雑になっていた。
この感じだと、ロックガーデンや七曲りは渋滞になっていたのかも。

なかなか良いコースなのでもっと楽しんでほしい気持ちと、静かなコースのままであって欲しい気持ちが半々。

常に追い抜かされる立場である私が言うのもなんだけど、渋滞することのない蛇谷北山コースは快適に歩けて道もきれいで大満足の山行になった。
登山口標高が高いのでちょっと物足りなくはあったけど、久しぶりの山歩き。物足りないくらいでちょうどよかったかもしれない。

 

山と日焼けとフェイスガードとその使用感

日焼けの思い出

時をウン十年遡る遠い昔。
懐かしの昭和の夏。
つまり私が子供の頃。

海やプールに家族で行くと父は一緒に遊んでくれたが、母は日傘をさして海岸やプールサイドで私たちを見守っていた。
サッカー地なんかの涼し気なワンピースに白い日傘や麦わら帽子。
一緒に泳ぐ母親達もいたが、当時はそんな感じの日傘母が多かったような気がする。

私達子供はもちろん、若いおねーさん達も日焼けなんて気にせずにはこれでもか!と太陽を全身に浴びていたっけ。

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そして時は過ぎ、

紫外線や日焼のデメリットが世に知れ渡るようになると、海や山や観光地には帽子・サングラス・UVパーカー・アームカバー・トレンカ等々様々な製品をこれでもか!と駆使した女性があふれかえるようになっていた。

まだ若かった私はそんな彼女たちを見て、
傲慢にも「あそこまでするんならレジャーなんかしなければいいのにー」などと思っていた。

自分自身はインドア派だったので、日焼けするのは旅行の時くらい。

顔には日焼け止め。
残りを手の甲になすりつけるという生ぬるい対策のため、旅から帰ると体中のあちこちに夏の思い出がうっすらと… (≧▽≦)きゃは。

手首に存在感を残す腕時計の跡。
肩先を彩るカットソーのライン。
足の甲に輝くサンダルの思い出。

 

そして更に時は過ぎ、、

思いがけず山登りを始めた私は容赦なく降り注ぐ日差しの中に無防備な身をさらすことになったのだ。

 

恐怖。降り注ぐ山の紫外線

まずは基本の日焼け止め

海はともかく山でこんなに日焼けするとはねえ、知らなかったわぁ、
などとぬるいことを言っている場合ではなかった。

1日中容赦なく降り注ぎ、空気がきれいなせいか街中にいる時よりもしみわたってくるような紫外線に恐れおののき、とにかくまずは日焼け止めをしっかり塗ることに。

日焼止めを塗り重ねすぎて顔白いと指摘されようと、若い頃の私がこっそり思ってたように「かっこわるーい。潔くない」と思われようともはやどうでもいい。

ちなみに腕は手の甲だけは気をつけて、手首から二の腕にかけては少しくらい焼けてもいいかなと思っている。腕だけはほんのり焼けていても気にならないし、骨のためのビタミンD生成のためにも少しは日光に当たらないとね。
その時々に応じて長袖やアームカバーをつけたりするが、日焼け止めは顔のほどがっつり塗り重ねることなく過ごしている。

fraktur.arukuyo.com

 

フェイスガードをつけて山歩きができるのか

こうして山歩きを始めて数年。
とにかく顔だけは死守したいので、防御アイテムは多い方がいいかな、とフェイスガードを取り入れてみることにした。

帽子を深めにかぶり、サングラス、フェイスカバー。
これで顔面はかなりガードできるけれど、実際に登山の際にずっと装着できるかといわれると、、

個人的には無理だった

やはり山に入ると、

山の空気を浴びたい!

吸いたい!

浸りたい!

という思いがこみあげてくるというもの。

圧迫感が少なめとはいえ、顔のまわりを覆われているうっとおしさには変わりないし、熱というか自分の呼気がむれっと溜まる感じが私には耐えられなかった。
結局、ちょっと登っているうちにむしりとってしまったのだ。

息苦しいのは鼻が低いせい?

フェイスガードをつけて山を歩いてみて、やはり一番気になるのは「呼吸のしやすさ」だった。

数種類を試してみたところ、鼻の部分にカーブがついておらず直線になっているタイプは、私には呼吸困難になりそうで無理だった

たいていシンプルな筒状になっているのだが、これがなかなかのフィット感。鼻から顎まで完全にしっかり覆いつくされるぴっちり感。登山どころか普通に街歩きしてても苦しい。

しかし、商品のパッケージには「元気にハイキングしている人」「楽しそうにテニスを楽しんでいる人」などが描かれているし「アウトドア用」「スポーツ用」と書かれていたりもする。

みんな苦しくないのかなあ。。

私の肺活量が人より少ないせい?
フェイスガードで快適に過ごすには、布地越しに必要な空気をぐいぐい吸い込めるくらいの吸引力が必要なのだろうか。
みんな、吸引力が変わらないダイソンレベルにパワフルに吸い込んでいるのか。

そうなの?

いや、そうではなくてもしかして、私の鼻が低いせいだろうか。

鼻が高ければ鼻と顎の間に空間ができるから呼吸ができる。
私の顔面に布地がぴったりシンデレラフィットするのは鼻の高さが足りないからなのだろうか。

↓ ↓ 大げさに描くとこんな感じ? ↓

 

数種類使ってみたフェイスカバーの感想

①YAKeNU UV CUT MASK ヤケーヌ

●山のためではなく、元々ベランダで長時間作業するときのために持っていた。
 日常生活でもさっとつけるのに重宝する。

特徴
・マスクみたいに前からかける
・首の後ろはマジックテープ留め
・耳にかける部分は輪っか上のひも
・鼻の部分と口の部分が二つのパーツに分かれている

メリット
・上下分割形式のため呼吸が楽
・ペットボトルなどなら飲める
・装着時に髪やメガネや帽子が気にならない

デメリット
・マジックテープがベタベタくっつくのがちょっとうっとおしい
・やや嵩張る
・後ろをきちんと留めないとびろびろする
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②Nesk SPORTS Long Winter

●スキーに行くために購入。
スキー中は登山中よりも更に日焼け止めの塗り直しはしにくいが、晴天時の雪の反射は半端ない。ネックウォーマーを延ばしてもいいけれど、この際UV効果があるものがいいなと思い購入。
登山と同じくスピードの出せない私でも一応「滑走」はするので、①よりフィットしてしっかり装着できるものを探して選んだ。
スキーの際はこれが一番良かった。

特徴
・筒状で頭からかぶって装着。
・耳にかける部分は横向きに穴があいてるだけ。
・平らに置くと鼻の部分が少しカーブしている

メリット
・(スキーの際は)顔が暖かくゴーグルも曇らない
・呼吸はそんなに苦しくない
・コンパクト

デメリット
・やや圧迫感がある
・装着時に髪やメガネや帽子が気になる
・(登山の際は)熱がこもりがち
・(登山の際は)やはり少々息苦しい

 

③Nesk SPORTS

●②はウィンター用だったので、暖かくなってきた時に薄手のタイプを買ってみた。

特徴
・②とほぼ同じだが、平らに置くと鼻に沿う部分はカーブがなく直線
・生地は薄くてさらっとしている

デメリット
・呼吸が苦しい

④ミズノ フェイスガード(箱を捨ててしまったため正式名称不明)

●スポーツ用として売っていたので試しに購入。

特徴
・形はほぼ③と同じ
・耳にかける部分は縦に穴があいている
・生地は②ほど目が詰まって無い感じで空気の通りがいい。
 激しく動かなければさわやかで快適。

メリット
・全体的に空気が通る感じ

デメリット
・呼吸が苦しい

 

②③④を平面に並べてみた。
左上のNesk SPORTS Long Winterはカーブのあるデザインなので息苦しくない。

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⑤YAKeNU 爽Cool  UV CUT MASK ヤケーヌ

●①の夏用?「爽Cool」とあるので涼しさ強化版?
よくわからなかったけど、①が使いやすかったので追加で購入。

特徴
①とほぼ一緒で、違うところは
・鼻のラインにワイヤーテープが入っている
・首の後ろはスナップボタンで留める

個人的に一番使いやすかったのはこのUV CUT MASK ヤケーヌ 爽Coolだった。
(スキーの時は②が一番良かった)

付け心地は一番ふんわり圧迫感無し
分割された部分からの呼吸がとても楽
鼻に沿わせるテープ状のワイヤーもほどほどの張りをだしてくれていい感じ。
前からかけるタイプなので、帽子サングラス化粧髪型を気にせず着脱できる。

①で気になっていたマジックテープがスナップになっているのも良かった。
見た目はちょっと長すぎ、大げさな感じで私は苦手だが、首もカバーするためのデザインなのだろう。
仕方ないかな。

登山中には使わなくとも外出に持っておくと安心

一番使いやすかったとはいうものの、結局フェイスガードをつけて登山するのは私には合わなかった。

しかし、登っている最中以外に紫外線が気になるときには大活躍のアイテムだった。
・登山口までの林道や住宅街がながーーい時(平地なら何とか歩ける)
・往復の交通機関(特に長距離バス)
・大休憩中

ちょこちょこ着けたり外したりする使い方なので、被らなくていいヤケーヌが一番便利。特に髪やメイク、アクセサーが気になる女性はこれが一番使いやすいと思う。

日差しがきついな、と感じた時にさっとつけるため、登山以外の旅行の際にも必ず荷物にしのばせている。

 

滋賀県で一番高いところに立ってきた:【伊吹山1377m】歩いても歩いても。。

伊吹山:JR近江長岡駅から路線バスにて上野登山口~山頂~登山バスにて立ち寄り温泉(ジョイ伊吹)~JR米原駅

【登った時期】2021年5月下旬
【同行者】なし

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芋虫毛虫天国から逃れ、滋賀県最高峰の伊吹山へ

六甲山で降り注ぐいもけむ勢に敗北しみじめに撤退し、行き場を失った私が目をつけたのは伊吹山だった。

滋賀県最高峰の伊吹山はそのうち登ってみたいと思ってはいたが、遠い、アクセスがめんどくさそう、夏は暑そう、、と何となく行く機会がなかった山だ。

かつてはスキー場があった山なので樹林帯が少なく、地図やWEB情報を見ると2合目あたり以降は草原を登っていくみたい。
山頂までずっとストレスを感じながら歩く事はなさそうだ。

万が一「芋虫毛虫ゾーン」があっても、短距離なら最悪傘をさして突っ切ればよし!と決心した。

ルートはメジャーな上野ルートを選択。

登山口までの公共交通機関使用のアクセス方法で最後まで迷ったのがこの2つ。
①JR米原駅から登山バス(湖国バス)

 2021年度の場合:運行期間は春山シーズンと夏山シーズンで梅雨の時期はお休み。
 JR米原駅8:15~伊吹登山口8:50、所要時間約35分
 片道800円
 予約必要(電話して確認したが、空席があれば予約が無くても当日乗車可能との事)

 *復路はジョイ伊吹という日帰り温泉にも停車(入浴料金が半額になる)してくれるので、入浴する場合は1時間後の便に乗ればよい。

 *頂上付近のお花畑ハイキング向けに9合目スカイテラスまで行く便もある。

②JR近江長岡駅から路線バス

 長岡登山口線で伊吹登山口下車
 1時間に1本程度、所要時間約20分
 370円

散々迷った挙句、JR米原駅に8時15分に到着するのはかなり厳しかったので②に決定。
近江長岡駅9時10分のバスを狙うことにした。

*JR近江長岡駅から徒歩1時間で歩けるようなので、健脚でJR近江長岡駅に早朝着ける方にはこれもお勧めかも

分かりやすい登山口にはきれいなトイレもあり

JR近江長岡駅にはコンビニはないが、自動販売機はあり。
小さな駅なので改札を出るとすぐにバス停がある。


窓から見える伊吹山にワクワクしながら20分ほどでバスは【伊吹登山口】に到着した。

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帰りのバス便を確認しておく。
できれば16時10分。遅くとも17時04分には乗りたい。

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登山口の三ノ宮神社。

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きれいなトイレで用をたし身支度をすませていざ登山口へ。

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登山口の脇にある受付で協力金300円を払い、登山届を出した。

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協力金を支払うともらえる登山マップの表紙にはなぜか白い猪。
その理由は後で判明するのだけど、この時は単なるゆるキャラかと思ってました。
ごめんなさい、伊吹山。
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こんな感じで、お花畑の詳細情報も載っている。
迷わなそうな一本道のルートとはいえ一応地図は用意していたが、持参した地図よりこちらの方がわかりやすい。

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ここからが本格的な山道。

山頂までは6キロだ。

いざ!
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最初は樹林帯ではあるが、針葉樹のためか芋虫の見当たらない安全地帯だ。
涼しく快適。

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針葉樹林を抜けるとぱあっと明るい1合目に出た。

いかにも「昔スキー場だった」雰囲気あふれる景観だ。飲み物や軽食もあるみたい。
バスからは見えていた伊吹山の姿はここからは見えなくなっていた。

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この辺ゲレンデだったのかなあ、、などと思いながら草原を歩いていくと、
上方の草原の中を何かが走っていくのが見えた。

鹿だ

数頭の鹿の群れが軽やかに草原をつっきりあっという間に見えなくなった。

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これまでも登山中に鹿を見かけたことはあるが、たいていにらめっこになってしばらくお互い固まった挙句に、鹿側が茂みに消えていく、という感じ。
こんな風に爆走しているのを見るのは初めて。

野生の王国みたい。。

鹿が増えているとはあちこちで聞くが食害も激しいようで、伊吹山名物のお花畑も被害が甚大とのこと。

 

ぱぁ~~ぱっぱっぱっぱっぱっぱぁ~♪
とぅ~~とぅとぅとぅとぅ~♪

野生の王国のテーマ♪
を心の中でくちずさみながら遮るもののない草原の中を進み、
振り返るとさっきまでいた1合目が見渡せる。

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ゆるゆる登って2合目に到着。

さてここからが個人的に緊張を強いられるポイントになるはずなのだ。

唯一の恐怖ポイント2合目樹林帯をスリップストリーム作戦で突破

初夏の伊吹山登山の下調べをしている際に、

「2合目の樹林帯に毛虫がのれんになっていた」

「2合目あたりに毛虫の木があった」

という身の毛もよだつ情報があったのだ。

ここか。。。

2合目の看板を前に念のために傘を取り出し、さっきまでの鼻歌モードはどこへやら、探検隊モードに切り替え緊張感を持って進む。

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2合目の看板からカーブを曲がりしばらく行くと、木々が覆いかぶりちょっと薄暗い道が続いているようだ。

嫌だなあこの感じ、、と思っていると。

・・・見えてしまった。

足元に転がって身をよじる奴が。

ふらりふらりと木からぶらさがる憎い奴が。

 

しかし、落ち着いてよく見ればその数は少ない。
下調べした情報にあった「のれんのように」は下がっておらず、
先日の六甲山登山口で見た奴らの数とバリエーションに比べれば大したことはない!
傘をさして一気に突っ切るか、じっくり見極めよけながら進むか考えていると、

救世軍が現れた!

体格の良い数人の若い男性グループだ。
明るく「こんにちは!」と通り過ぎていく、、、

これだ!

私はすかさず彼らの後ろに飛び込んだ。

他の人から見たらまるで「同じグループ」に見えるくらい最後尾の男子の後ろにはりついて歩く。
もし彼がふと気配を感じて振り返ったら「うわっ、近っ」とのけぞるかもしれない。

そう、上空から垂れている奴らは背の高い彼らに受け止めてもらうという

スリップストリーム」作戦だ。

足元に転がってる奴らは見ないことにする。

それにしてもすごいスピード。
体力不足のたおやめには非常にきついが、ここで離れるわけにはいかない。
息を切らせながら全力で着いていき、、

抜けた!

暗い樹林帯を抜け、再び青空の元、草原に出た!

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後ろに変な中年女に張り付かれ盾にされていたとも知らず、明るい救世軍達はあっという間に去っていった。

ありがとう、青年たち!

そして、緊張感の抜けた私の目に伊吹山の全容がどーーんと飛び込んできた!

やっと見えた、伊吹山の姿!

あれ、しかし、思ったよりまだ遠いな。

なんだかたっぷり歩いた気がするのに、まだあんなに遠いのか。

 

歩いても歩いても。

しかし道はとても気持ちがいい。
存在感たっぷりな伊吹山を眺めながら歩きやすい草原の道を行く。
再び鼻歌モード。

しかし鼻歌なんぞ歌ってのんきに歩いていられたのもこの時までだった。

ここから伊吹山はそのどっしりとしたいかつい姿をずっと見せてくれるのだが、
見せてくれるのだが、、

歩いても歩いても

前に伊吹山

後ろに自分が歩いてきた道と琵琶湖

という変わり映えのしない長ーい道を歩いていくのは結構気力を必要とするのであった。

3合目。
変わらぬ伊吹山の姿。

鹿の食害から高山植物を守る為、フェンスが張り巡らされている。

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トイレとベンチあり。
山頂まで3.6キロ。

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4合目

再び林間に入るが、空が見えまばらに茂っているので安心して登る。
このあたりからやっと山道っぽくなってきた。
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5合目。

またゆるい登りに。
山頂(付近)は見えているのだが、歩いても歩いても近づく気がしない。
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振り返ると歩いてきた道が長く伸びている。

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5合目付近にぽつんと自動販売機があった。
シュールな光景だがこれも元スキー場の名残だろうか。

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そういえば、伊吹山は「花の山」。
高山植物目当ての人も多いと聞くが、この日目についたのは数種類のみ。

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しばらく歩いて振り返ると、歩いてきた道と琵琶湖が長く伸びている。

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きれいな避難小屋があった。
遮るもののない伊吹山。もし雷が近づいてきたらぜひここに逃げ込みたい。

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6合目。
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しばらく歩いて振り返ると、歩いてきた道と琵琶湖が長く伸びている。

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このあたりからじぐざぐに斜面を登りゆく。

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7合目

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8合目

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しばらく歩いて振り返ると、歩いてきた道と琵琶湖が長く伸びている。

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覚めない夢の中を歩いているように、振り返っても振り返っても同じ景色。
心が折れそうになってきたときようやく頂上が近づいてきた(気がする)

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しばらく歩いて振り返ると、歩いてきた道と(以下略)

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頂上遊歩道のはじっこまで到着!

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しばらく歩いて振り返ると、歩いてき(以下略)

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やっと頂上らしきものが見えてきた。
気力を振り絞ってお花畑っぽいところを突っ切る。

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オールバックの日本武尊がいる山頂に到着

到着!!

登山口の標高220m、山頂1377mなので標高差は1157m。

六甲山に登る時の標高差より200mほど高いだけだし、難しいところもないのだが、精神的にぐっと堪える長い道のりだった。

ここが滋賀県最高峰。

その滋賀で一番高いところにはなんだか変な像が立っている。

誰?

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近づいてみると【日本武尊(やまとたけるのみこと)】だ。
【日本武尊】って「センター分けにして顔の左右でツインテールを八の字型にした髪型」のイメージがあるのだけど、この像はワンレン?オールバック?なのでどうもぴんとこない。
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そもそも何で日本武尊がここにいるんだろう、、と思いつつ山頂を散策開始。
使用しなかったのだが、トイレは大きくて綺麗そうだ。

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琵琶湖の方の展望はもうすっかり見飽きてしまった「歩いてきた道と琵琶湖」である。
登りながらさんざん見つくしてしまったので残念ながら感動は・・ほぼ無い。
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登ってきた方と反対側の山頂は広々と開けた草原だ。
吹き渡る風にさらされけっこう寒い。
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反対側。
たぶん福井か岐阜方面かな?

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山頂には茶店が数軒あり、軽食や土産物を提供していた。
滋賀県最高峰でかつ百名山と思えないほどの賑わいだ。
(他の百名山はよく知らないけど)

色とりどりの各種ソフトクリームまで並んでいる頂上銀座。

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帰路は登山バスで楽して下りる

ざっと頂上を巡るうちに足に違和感を覚えたので靴をぬいで確認してみると、靴擦れが数か所できていた。

手当てを行い、この後の行程を考える。

上野登山口には安全面とバスの時間を考えると16時過ぎには下りたい。
そうなると昼食を手早く摂り、すぐに行動しなければならない。

靴擦れの発生、入浴して帰りたい欲望、もう少し頂上にいたい事など考えて結論はすぐに出た。

湖国バスの登山バスで下りよう!

湖国バスに電話をかけてみると、今日は空いているので予約無しで大丈夫です、との嬉しい回答だ。

そうと決まれば昼食もゆっくりとろう。

昼食は持参していたが、風も強いし暖かいものを食べたくなってきたので頂上銀座のうちの1軒に入り、暖かい蕎麦をいただくことにした。
伊吹蕎麦には山菜がたっぷり。
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蕎麦とお茶でくつろいだ後は、頂上銀座の近くにある「大乗峰 伊吹山寺 覚心堂」というお堂で御朱印をいただいた。

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覚心堂の隣にふと目をやると、小さな犬小屋お堂に白い猪の像がみえる。
そういえば地図にも白い猪の絵が描いてあったよね、、、

その瞬間、私の脳裏に子供の頃読んだ「古事記のおはなし」が閃いた!
確か、日本武尊って伊吹山で猪と戦って死んじゃったんじゃなかったっけ?

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伊吹山と日本武尊の伝説をざっくり語ると

日本各地を平定してまわり無敵を誇っていた日本武尊。
伊吹山の「荒ぶる山の神」を討ちに出かけるも、白い猪に姿を変えた神を「神の使者」と間違えて「へいへい、帰りに殺してやるぜ、ふふん」と舐めた態度をとったせいで神の怒りを買い、ぼっこぼこにされてしまう。
ぼろぼろになって故郷に帰る途中で力尽きて亡くなってしまい、その魂は葬られた墓から白い鳥になって飛んで行った。。

という悲しいお話なのだ。

教訓としては「いい気になって調子こいてたらあかんで」といったところだろうか。

 

そう思ってもう一度見ると、なんとも悲し気な顔をしているではないですか。。
変なオールバックとか思ってごめんね。

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頂上を楽しんでいるうちに登山バスの発車時刻も迫ってきた。
【スカイテラス】方面へ下る。

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なだらかな歩きやすい道なので、リズムに乗ってどんどん下りて行ける。
が、ここは日本武尊を思い出し、慢心せずに丁寧に。

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最後は鹿よけのドアをきちんと閉める。
六甲山では猪対策だが、伊吹山では主に鹿対策の様子。

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登山バスは高速バスみたいなとてもきれいな車両で席も広々していた。
乗客は驚くほど少なく10名もいない。

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途中、立ち寄り温泉(ジョイ伊吹)に停車するので降りて入浴。
バスのチケットを見せると入浴料が割引になった。
立ち寄り温泉ぽくない公民館みたいな建物なのは、【薬草の里文化センター】内の施設としてお風呂があるからだ。
中は露天風呂もある普通の入浴施設。薬草湯も想像していたようなこってりくさい系ではなくて爽やか系。
とても気持ちよいひと時を過ごすことができた。

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入浴後は、1時間後にくる登山バスに再び乗車してJR米原駅へ。

伊吹山は初心者にも楽しく登れる。だがしかし、、

伊吹山は難しいところもなく、登山口や頂上の施設も充実しており登りやすい山だった。
重厚な姿も素敵。
但し、前も後ろも変わり映えのない景色を延々と見ながら登るので、盛り上がりにかけることは否めない。

特に山頂に着いた時に

「あら、絶景!!」という感動はまったく味わえないことは確かだろう。

この感動をぜひとも味わいたいときは、とにかく頂上に着くまでは絶対に後ろを振り返らないことをお勧めする。

そうすれば、美しくきらめく琵琶湖と「あの道を歩いてきたんだ!」という新鮮な喜びを感じられると思う。

絶対に後ろを振り返らないというと、古事記のイザナギイザナミのお話を思い出す。
伊吹山はつくづく神話の似合う山だ。

 

六甲山系ゆるっ登山:【阪急芦屋川駅~荒地山山頂~芦屋ゲート】戦慄!瀬戸の花嫁

阪急芦屋川駅~城山~荒地山山頂~芦屋ゲート 

【登った時期】2021年04月上旬
【同行者】なし

 

荒地山の山頂をめざす

前回到達できなかった【荒地山の山頂】を目指す。
山頂からは芦屋ゲートへ下りてみるつもり。

青空の下、阪急芦屋川駅から芦屋川に沿って北上し、高座の滝と城山との分岐点を右(城山方面)へ。

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巨大煙草がささっている、なんとなーく気味が悪い城山登山口にももう慣れた。

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ゆるく登っているうちにあっという間に海を臨み、城山で小休止。

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先客が多いこのベンチに珍しく人がいない。
ここでお茶でも飲みながらぼーーっと海を見ていたい衝動に駆られつつ、水分補給のみして先へ向かおう。
今回もコンパスの実践をするために、ここで荒地山山頂を目標にセット。

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本格的な春も近い暖かな道。

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どんどん歩いていると、変な筒が密集しているところに出くわした。
なにこれ?

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覗いてみると、植物の葉が見えた。
禿山部分に植林するための苗木を守っているみたいだ。

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やがて荒地山の姿が見えてきた。
木々の間に大きな岩の姿が見え隠れしている。

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岩梯子を避けう回路へ、、、う回路ってこんなんだっけ

荒地山を眺めながらのゆるやかな道のりは終わりを告げ、荒地山名物【岩梯子】に到着だ。
前回、自力でなんとか登り切った岩梯子。

www.arukuyo.com

 

どうしようかと悩みながらここまで来たが、誰もいなかった前回と違い、今日はハイカーの姿がかなり多い。
私のせいで渋滞を引き起こすのも気が引けるため、う回路を進んでみることにした。

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岩梯子の前を通り過ぎるとすぐに立ちはだかる岩々しい急登がう回路だ。
手袋をはめてゆっくり登っていく。

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実はこういう登りがちょっと好き。
がらがらずるずる崩れてくる心配のないしっかりした大岩をゆっくりと登っていくのは冒険心を刺激されてわくわく楽しい。
好きなんだけど。

これでう回路、、、なんですね。
う回路とは何なのか、と思うほど結構ハードなのだ。またしても股関節の硬さを嘆きながら四肢を駆使して登る。

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ゆっくりゆっくり登っていると、なんとこの鈍足の私が前を登っているハイカーに追いついた。
【う回路】にだまされた?らしいかなりの高齢男性だ。
同行者がいるらしく、その人に泣き言をこぼしながらも登っている。
前の方からは「あと少し、あと少しで終わるから」と励ます声が聞こえてくるが、こちらも高齢男性っぽい。

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超低速の私でも追いついてしまうほどの弱々しさで、ふるふる登っている。。

お願いだからお願いだから落ちてこないでね。

万が一の際、巻き添えを食らわないように距離をとる。

自分もこんな感じで後続者に迷惑をかけているのかもしれないなあと改めて思うが、
私は背後にぴたりと張り付かれるプレッシャーに弱いので、後続者にはすぐに道を譲るようにしている。

しかしこの男性は必死過ぎて後ろに私がひそんでいることにも気づかない模様。

声をかけてもいいが、ここで追い越すのは危険なのでとりあえず彼が進むのを待つことにし、ちょっと下を見下ろしてみる。
前回ここを降りたはずなのだが、あまり記憶にないのはなぜだろう。完全にお尻をむけて降りたからかな。

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しっかりと時間を取ってから先へ進むと安全地帯で休憩中の彼らに追いつき、安全に追い越すことができた。

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最後に大岩をえいやぁっと登ると、本道に合流だ。

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見覚えのある鎖を登って

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絶景ポイントに到着!
ここでしばらくのんびり。
適当にうろうろして無人の岩を見つけたら、ごろんと仰向けになって休憩。
雲を眺めて至福の時。。

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もっと倒れていたいけど、前回はここで遊び過ぎて山頂に行けなかったので適当に切り上げて出発だ。

 

荒地山山頂下で道に迷いつつ、山頂へ

さっそく山頂に向かおうとしたところ、道がわからなくなってしまった。
休憩できそうな無人岩を探してウロウロしているうちにはっきりした登山道から外れてしまったようだ。

このあたり、道のような岩の隙間のような、、が入り組んでおり、適当に道をたどっていると登ってきたう回路に戻ってしまったりする。

あちこちで他のハイカーが休憩していたりするので不安感はないが、道を見失ったのは確実。

そう、ここでコンパスの出番なのだ。

コンパスを信じて岩の間をくぐりぬけ、ひょっこりと小さな空き地に出た。

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空き地からコンパスの指す方向に進むと本道らしき道に出た!

ありがとうコンパス!

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道標は【最高峰】方面へ

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【荒地山】山頂に到着した!
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特に眺めがいいわけではなく、ゆっくり景色を見ながら休憩するならさきほどの大岩ポイントの方が良い。

一応ベンチがあり、そこには先ほどの高齢男性ペアがお昼休憩中。
写真を撮っていると私の直前をふるふる登っていた男性が話しかけてきたので少し会話をかわした。
どうやら私が彼を追い越したハイカーだとは気づいていない様子。
かなりお疲れのようだったので、無事を祈りつつ山頂を後にした。

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いかにも六甲山系っぽい笹の間をざわざわ歩いてゆっくり下っていく。

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特に迷うようなところはないが、道標もあるので安心。

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人気はまったくない。

荒地山まで登る人は多いが、ほとんどが同じ道を折り返すか風吹岩の方に下りるのだろう、と思いながら樹林帯をさくさくと歩く。

その時。

どこからともなく変な音が聞こえてきた。

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無人の山中に響く「瀬戸の花嫁」

それはたて笛の音だった。
お世辞にも上手というわけではない、つたない感じの演奏だ。

演奏者の姿は見当たらない。

最初は親と一緒に登ってきた子供が練習しているのかな、と思ったが、だんだん音がはっきり聞こえてくるにつれて違う、とわかった。

だってその曲は「瀬戸の花嫁」だったのだから。

この曲を知らない、もしくは聞いたことあるかも、くらいの若い世代ならなんとも感じないのかもしれない。

まさに子供が縦笛の練習してるんかな?と思うくらいで。

しかし、私は違う。

この曲をほぼそらで歌える世代だ。
更に言うとこの曲をリアルで知っているぎりぎりの世代だと思う。

つまり、この曲を縦笛で吹いているのは私よりおそらく年上。そんな中高年世代がこんな山中で延々と瀬戸の花嫁を吹いている。

河原や港とかならそんなに気にならなかったと思うけど、なぜにわざわざこんなところまで登ってきて縦笛を吹いているのか。

ちょっと気味が悪い。

何だか怖い。

登山道に散る椿の花の赤色すら禍々しく映る。
横溝正史の映画の世界である。
真っ赤な椿の絨毯の上、極彩色の着物をひっかけた三人娘が縦笛を吹いていたらどうしよう。
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せめて違う曲も吹いて欲しい。

「喝采」とか「せんせい」とか。
「どうにも止まらない」とか。あ、これは縦笛では吹きにくいかな。
同じルミ子で「私の城下町」はどうだ。

しかし、姿なき演奏者は繰り返し繰り返し「瀬戸の花嫁」を吹き続けている。

エンドレスで流れる「瀬戸の花嫁」を聞きながら私はうつむき加減に椿の花を踏みしめながら先を急ぐ。

・・・

・・・

どれだけ歩いたことだろう。

ようやくそのメロディから解放され、一安心しながら歩いているとひときわ大きな岩。
地図に【キノコ岩】というのがあるので、それだろうか。
やや無理があるが、まあキノコに見えないこともない。

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キノコ岩(かもしれない)を通り過ぎた後、ゆるやかだった道は急な下りになってきた。気を引き締めて下りて行く。

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下りが終わると、小さな川のほとりにでた。
ここでちょっと方向を見失うが、よく見ると川を超えた木立の向こうに階段らしきものが見える。

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川を渡って、

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階段を登る。

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いきなり舗装路に出た。
道標があるのでここが登山口のようだ。

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【ゴルフ橋】という身も蓋もない名前の橋のそば。

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ゴルフ場に入り込まないように【芦屋ゲート】方面へ。
注意書きもばっちり立てられている。

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すぐに車道脇に歩行者用のスロープがあるのでそちらへ進んでみた。

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スロープを登ると芦屋ゲートの脇にでた。
こちらで正解。
今回もトイレは使用せず。

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駐車場を横切れば真正面に各線芦屋駅方面行のバス停だ。
春の陽気を浴びのんびりバスを待ちながら、ふと口ずさむのはもちろん「瀬戸の花嫁」なのだった。

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六甲山系ゆるっ登山:阪急甲陽園駅~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート②:謎のガベノ城は全然城じゃなかった

阪急甲陽園駅~北山緑化公園~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート② 

【登った時期】2021年03月下旬
【同行者】なし

剣谷登山口から謎のガベノ城へ 

六甲山系の地図を見るたびに気になっていた【ガベノ城】に登ってみた。

阪急甲陽園駅からちょっと寄り道しながら歩き、高級住宅街剣谷町のはずれにある登山口を探し、、

www.arukuyo.com

 

やっと見つけたささやかな表示を頼りに、剣谷登山口に突入だ。

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あふれ出る私道感。

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静かなるガベノ城への道

このまま進んでいいのだろうか、とやや不安になるも、
舗装された路地の先にすぐに山道が現れてほっと安心。
ここでコンパスをセットする。第一目標は「ガベノ城」だ。

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安心して山道に突入すると、元々の標高がそこそこあるだけに
あっという間に海の方まで見渡せる。f:id:Bibendumaru:20210616221634j:plain

 

登山道はきれいに整備されているわけではなく滑りやすいけれど、迷うほどでもない。

一か所だけ分かりにくい分岐があったのでさっそくコンパスの練習をしてみた。
左側に「赤いテープ」
右側には何もなし。

何も考えず道なりに歩いているとテープがある左に行きそうになる…
が、コンパスは「右」と言っている
結果、右が正解だったので嬉しくなる。
*左の方もちょっと覗いてみたが堰に続く下りになっているようだった。テープは作業する人のための目印なのだろう。

 

あとは迷うような分岐も特になくどんどん進むのだが、足元はざらざらして滑りやすく、手を使う場面もあるので手袋はあった方がいい。
ロックガーデンを思い出すような道。

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プチ岩梯子もあり。
この岩梯子は本家と違って直立していないのだが幅がやたらと狭い。
無理やり体をねじこむのかなーと思ってよく見たら、そんなことはしなくてもプチ岩梯子の脇から登れるポイントがあるのであった。

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すれ違う人はいない。
追い越していく人もいない。

ここで捻挫とかして動けなくなったら、もしかしたら今日は誰も通りかからないかもしれないなあ、とふと思う。

こんなに住宅地にも近いのに本当に静かだ。

そして想像していたよりきつい登り。

 

ちょっぴり「城」っぽいかなと思える人工的な石積みの前を通ったのでもうすぐ?と思ったが、

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喜びもつかの間、またしても乾いた道をどんどん歩き、、

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登り始めて40分程度で、手書きの標識発見!

非常に小さな標識だが、分岐自体は見落とすことはないと思われる。

ここで本日初めて2人組の登山者とすれ違った。
ガベノ城方面から降りてきたようだ。
私もいざ、ガベノ城へ参る!

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「ガベノ城」に到着!!

分岐からメインロードをはずれて少し登ると、そこがあっけなくガベノ城だった!

がしかし、そこには特別には何もなかった。

【ガベノ城483ⅿ】の表示がかろうじてあるものの、それに以外には何もなく。。

城感まったく無し!

山賊の根城感も無し!

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かつて城があったというイメージだったので、「兵どもが夢の跡」的にちょっとした草原というか平らな場所があるのかなと想像していたが、狭いところに岩が少々あるだけなのであった。

しかも私が到着した時、その唯一座れそうな場所はトレランらしき女性グループがかなりにぎやかに休憩中。

できればこのあたりでお昼を食べたかったし、【何もないガベノ城】の写真を撮りたかったので、水を飲んだりしながらしばらく様子を伺っていたが、おしゃべりに余念がない。

グループが陣取っているところ以外には座れそうな場所も無いので、ここでの大休憩はあきらめて先に進むことにした。

ちなみに眺望もいまいちだ。
一応甲山方面が見えるが、どうがんばっても木に遮られる。

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元の道に下りている最中に、彼女たちが下りてくる気配があった。
なんだよ、だったら「私達もうすぐ出発しますから」とか声かけてくれたらいいのに。私が登ってきてウロウロしてたの見てたのに、、とちょっともやもやする。

そもそもあんなに狭いところを大人数で埋め尽くすってどうよ。
ぷんすか。

今更登りなおすのも面倒なので、ぷんすかしながら歩く道にはちょっと「城跡感」が醸し出されている。
城ではないかもしれないけど、何かあったことは確かみたい。

そういえば、道もガベノ城分岐以降は非常に快適に整備されていて歩きやすくなっていた。

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六甲山系には登山道に大きな岩がゴロゴロしていることが多いのだが、この道もところどころに岩がごろんごろんしている。

このへんにも巨岩があるんだなあ、と思いながらその脇を登っていくと、おお!

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ちょいと開けた場所を発見!

甲山方面がぱあっと開けている。

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剣谷登山口からガベノ城への道は六甲山系東の端=甲山を眺められるコースだった

近づいてみると大きな岩の上や横にゆったり座ることもできそうだ。

ガベノ城よりも展望がよくて気持ちいい。ここでお昼。

非常に気持ちいい場所だが、木陰が一切なくて日差し満開。岩の上に座ると暑いので、岩の影を狙ってもたれて座ると、、岩がひんやりして非常に心地よい。

甲山がきれいに見える。

前にあるのは北山貯水池。

芦屋の方まで行くと甲山は見えなくなるので、新鮮な景色だ。

かすんでいるが大阪の方まで展望が広がっている。

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さっきまでぷんすかしていたが、
優しい気持ちを取り戻し、ちょこんと伏せている可愛い甲山を愛でる。

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あまりに気持ちがいいので、このまま昼寝でもして同じルートを戻ろうか、、という気持ちが湧いてきたが、やはり予定通り芦屋に下りることにし、出発だ。

 

少々登ったらゴロゴロ岳に向かう道に突き当たる。

左へ。

このあたりから道標が整備されているので安心して歩ける。

登山者も増えてきた。

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広い道を気持ちよく歩いていく。

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突然現れるなんかよくわからないフェンス。
フェンス沿いの細い道を進む。

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フェンスにはこのような恐ろしい注意書きが貼ってあるのだが、、、
本当にビリっとくるのかは試してないので謎。

ついでに、このビリビリフェンスで囲まれている施設が何なのかも謎。

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恐ろしいフェンスから離れて六甲山系名物【登山道の脇にごろんごろんしている岩】のそばを通り、更に歩きやすくなった道をどんどん歩く。

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と、唐突にあっけなくゴロゴロ岳に到着した。

岳感はまったくなくて、記念碑みたい。

遠い昔に遠足でゴロゴロ岳に来ているはずなんだけど、こんなだったかなあ。

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もう少し「山頂」っぽいイメージを抱いて来るハイカーは多いようだ。
この時もすれ違ったグループに

「すみません、ゴロゴロ岳ってどっちですか?」と聞かれたので

「そこですよ」と教えてあげたところ、背後で

「ええーっ」と悲しみと笑いの入り混じった声が聞こえた。

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分岐。

まっすぐ行くと苦楽園口駅の方に下りられる。

芦屋へ降りるのでびりびりしないフェンス沿いに右へ。

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ちょっと行くと再び分岐。わかりにくいけどこの路地的な道を選ぶと登山道から出て芦屋の別荘地:奥池住宅地へ出られる。数は少ないけどバスも通っているから力尽きた人はここから出るといいかも。

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さらにどんどん下りていくと、また分岐。
芦屋ゲートに出るためには右へ。
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地図で予習した際、ここから先はわかりにくくてうっそうとした道を想像していたが、そこそこ整備されており道標もある。
但しテープが赤やピンクや水色やら交じり合って至る所にひらめいていたり、林の中へ迷い込みそうな所もあるので、道標(とコンパス)だけを信じてテープは見ない。

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せせらぎの音を聞きながら川に沿って歩いたり、

ぼろぼろの橋を渡り

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きれいな橋も渡る。

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誰もいない【青空広場】の脇を抜け、
(ここで子供が一人で遊んでいたらちょっとホラー映画ぽい)

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ゴロゴロ岳から1時間ほどで芦屋ゲートの前にぽん、と出た。

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バス停は登山道から出てすぐ右手にある。

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冬場は1時間に1本。春から秋でも1時間に2本。
ここから駅までは歩ける道のりだが、交通量は多いし歩いても楽しい道ではないので、なるべくならバスに乗りたい。

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バスを待つ間に偵察。

このゲートに有料ながらトイレがあるという情報があったので確認してみたいと思っていたのだが、、

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あった。

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料金所の横に入り口があり、トイレを使用したい人は入っていいらしい。
トイレの近くには自動販売機とベンチも見える。

 

今回はトイレを使用しなかったけど、緊急事態発生時や、西宮側から神戸まで縦走する際には頼りになるのではないだろうか。

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緑化植物園では散り始めていたがここでは春爛漫の桜。
バスを待ちながらしばし花見を楽しんだ。

六甲山系ゆるっ登山:阪急甲陽園駅~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート①:謎のガベノ城へ!まずはわかりにくい登山口をめざす

阪急甲陽園駅~北山緑化公園~ガベノ城~ゴロゴロ岳~芦屋ゲート 

【登った時期】2021年03月下旬
【同行者】なし

謎のガベノ城に登ってみた 

 芦屋市の会下山遺跡と同じく地図を見るたびに気になっていた地名。それは、

【ガベノ城】

六甲山系の地図を見ると東の端に甲山がある。その甲山の少し西。
【ゴロゴロ岳】や【観音山】の近くにその名前はあった。

【ガベノ城】という名前から浮かぶ妄想は、殿様というよりは盗賊だ。
ガベノ城を根城とした山賊。

しかも【ガベノ城】じゃないぞ、【ガベノ城】と言い切ってるんだけど。

さすがに本当に城があるわけはないけど、
城跡なのか、ただの愛称なのか。。

漢字はないのか。

色々気になる夢が広がる地名だが、ハイキングコースが通っており、西宮市の高級住宅街、剣谷町のはじっこに登山口があるようだ。

ここから登って【ゴロゴロ岳】を通り芦屋側に抜けて下山する計画を立てた。

更に今回はコンパスの練習も行ってみるつもりである。

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阪急甲陽園駅から北山緑化植物園を抜けていく

ガベノ城に登る登山道の入り口は西宮市剣谷町にある。

剣谷町まではバスも出ているが、阪急甲陽園駅から歩くことにした。

スタートの阪急甲陽園の駅前に降り立つといい天気。
食べ物を買いたいときはこのあたりのスーパーかコンビニで。
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駅前のスーパー阪急OASISの前を通って駐車場を突っ切る。

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まるで登山口に着いたかのような階段にちょっと嬉しくなる。

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階段を登り切ったら右へ進み

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四辻を左。

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直進。
のんびり歩けるかと思い住宅街を抜ける道を選んだが、予想より車の通行が多いので歩きにくい。
県道を歩いた方が良かったかも。

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県道82号に突き当たるので右へ。

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更に交通量の多い県道82号に出るが、こちらはちゃんと歩道があるのでさきほどよりは歩きやすい。

ガベノ城に直接行くにはこの道を歩いていけば最短だが、今日は途中から北山緑化植物園を通り抜けることにする。

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少し歩くと銀水橋という名の橋を渡る。
渡ってすぐに右手に緑化植物園や甲山に向かう入り口がある。

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ゲートを超えて登山道へ。
やっと車道とお別れして安心して歩ける道に入ることができた。

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整備された遊歩道を進む。

ところどころ分岐があるが、道標を見てとにかく「緑化植物園」方面へ向かっていくと、やがて「緑化植物園」のゲートが現れる。 f:id:Bibendumaru:20210616221504j:plain

 

ゲートはきちんと閉めましょう。

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緑化植物園の中はきれいな舗装路。
咲き誇る花を愛でながらぐんぐん通り抜ける。この日は桜は葉桜になりつつあったが、まだまだ美しい。

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本当に山登りが初めてで、ここまでで嫌になっちゃった人や、山登りのつもりで来たけれど思いのほか綺麗な桜に心奪われた時は植物園でのんびりするのもまた楽し。
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お弁当広げたり昼寝ができる芝生もある。
但し、初夏の季節にここへ来ると、トイレの中にまで毛虫がはいまわる地獄絵図が繰り広げられているので苦手な人は気をつけましょう。

もう少ししたら地獄の季節が始まる。。

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この建物の裏手にトイレあり。

わざわざ植物園を通り抜けたのは、車道を歩きたくなかったことと、トイレを拝借するためなのだ。
自動販売機もあるので冷たい飲み物も購入できる。

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とにかくわかりにくい剣谷登山口をめざす

トイレを済ませたら、いよいよ高級住宅街の中にあるという「剣谷登山口」を探す。
緑化植物園を出て県道82号を渡り、右へ。

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桜並木の県道沿いにしばらく進むと「西明寺」というお寺っぽくないお寺があるのでそこを左折。

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ここから住宅街に入っていく。

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この後はとにかく道なりに道なりに進めばいいのだけど、結構分かりにくい。
GoogleMapで【剣谷登山口】を探すとちゃんと出てくるので、結局はそれを見ながら行くのが間違いなさそうだ。

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阪急芦屋川駅から高座の滝登山口へ向かう道も高級住宅地だが、非常に人気のあるコースなので登山者がうようよ歩いている。

比べてこちらは閑散としている。

この日、私以外に登山者が歩いているのを見かけなかった、、というか、歩いている人は犬を連れたおじさんを一人見かけただけだった。

それ以外は行き過ぎる高級車。

車社会である。

芦屋川の住宅地は古いお屋敷が多く落ち着いた感じだが、こちらは新しくてデザインもとんがってる印象を受けるのは新興勢力お金持ちが多いからだろうか。

何これ本当に普通のお宅ですか?みたいな面白御殿も目につく。

あんまりジロジロ見てると通報されちゃうかも。

 

なーんて考えながらやっと発見した登山口は、ごく普通の、いや普通じゃなくて大きなお屋敷の傍にちょこんと小さな青い看板。

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ミラーがあったのでなんとなく視線がいって気づいたが、
絶対見過ごすでしょ、これ。

控えめすぎる登山口表示だ。

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このお屋敷の私道にしか見えなくて入りづらいことこの上ないけど、、
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ちゃんと【剣谷登山口】と書いてあるので行ってみよー!

 

たおやめ登山黎明期:腿上げ命のボトムス選び

快適なボトムスを求めて紆余曲折

初めて買ったロングパンツ:腿上げ時の地味なストレスに完敗

登山を始めてすぐに購入したボトムスはストレートシルエットのロングパンツだった。

既に手元に無いのでなんという製品だったかもわからない。

スタッフには「女性にはこういう組み合わせも人気ですよ!」と山スカートなるものとタイツも勧められたが、あまりのかわいらしさに照れくさくて断った。

20年も若ければ
「よっしゃ、絵にかいたような山ガールファッションきめてやろうじゃないの!」
と盛り上がっていたに違いないが、、

日頃は「年齢なんか気にせずに着たいもの着ればいいのよ。人目を気にしすぎ」なーんてぬかしている割に、山デビューに臨んでは弱気である。

そんなわけで、とりあえずロングパンツの中から選ぶことにする。
脚周りにゆとりがある方が運動はしやすいだろうと思い少しゆったりしたデザインの物に決めた。腰回りはフィットして脚には全体的に余裕がある感じで、もちろんストレッチは効いている。

ところが、この微妙なゆったり感がなんとストレスになろうとは。

平地を歩いているときは快適でなにも感じないが、登りに入ると腿がつらい!
大きな段差や岩をよじ登る時だけではなくて、普通の登り。
特に階段がつらい。

脚を上げるたびに膝の上あたり、前腿に感じるそこはかとないひっかかり。
一歩登るたびにパンツの重量を腿で引き上げているような…(大袈裟?)

これが世にいう「腿上げのしにくさ」なのであった。

そうはいっても数回は履いていたが、あまりのストレスにあきらめて別のボトムスを探すことにした。

色やデザインは後回し。

ともかく「腿上げのしやすさ」が最優先だ。

2本目はハーフパンツ:腿上げは快適なるも寒さに敗北

腿上げの際のストレスを訴えたところ、
その時もまたまた山スカート+タイツなるものを勧められたのであるが、、

やはり抵抗があり、「スカートはちょっと、、もにょもにゅ」と言ってると、ハーフパンツを勧めてくれた。

ハーフパンツ。

いくらタイツを組み合わせてもショートパンツは恥ずかしいけど、ハーフパンツならいいかも、とタイツと合わせて試着してみたら、これならいけそう。

肝心の腿上げも、試着室で屈伸したり脚を上げたり色々やってみたがストレスなし。

今考えるとあたりまえ。

普段タイツやレギンス履いてて「腿上げがストレスだ」なんて感じたことないんだからあたりまえだ。

このハーフパンツとタイツの組み合わせは3年ほど続いた。
最初のロングパンツからすぐに乗り換えたので、登山を始めてからはほとんどこの組み合わせで登っていたことになる。

脛部分にやや不安はあったものの、岩稜地帯を登ることもなかったため特に強度を気にすることもなく、日焼けや草木対策には十分満足だった。

しかし、寒さには弱い。

登山黎明期は冬は近所の低山すら登っていなかったが、数年目のある初冬の日、六甲山に挑戦して実感した。

「脚が寒い。。

夏はUV効果のあるタイツ、秋以降は分厚いやつと履き分けていたが、やはり寒い。
ロングパンツはきたい。

3本目は再びロングパンツ:そして出会ったアルパインライトパンツ

ネットで色々見ていると、どうやらノースフェイスのアルパインライトパンツというのが腿上げが楽で人気があるようだが、、

私はWEB上の「大人気」については猜疑心の塊なのですぐに信じない。

しかも、
ノースフェイスでしょ。
街に下りた時にもかっこよくしゅっと見せたいおしゃれさん達がはいてるだけじゃないの?
という偏見も持ち合わせていた。

が、登山中に周りの女性陣を見てみると、、ノースフェイス率高い!
いや、女性だけではなく男性もたくさんはいている。
失礼ながら、下山後にしゅっと見せたいとは思ってなさそうな人もはいている。

あるとき、参加した登山イベントで知り合った女性達の多くがやはりこれを履いていたので聞いてみた。

「そのパンツ、履き心地どうですか?」

答えは、皆とても肯定的。

「すごく軽くて楽。腿上げも気にならないよ!」

「私色チで持ってるくらい好き(*^_^*)」

ぴっちぴちのロングパンツが感動の動きやすさ

生の声を取材した私は早速ノースフェイスに出かけてみた。
さすが人気の商品らしく色も在庫切れが多いし、サイズも全部そろってないが、
とりあえず私のはけそうなサイズを試着することにした。
スタッフが選んでくれたものを見て
え、こんな細いのはいるかな??と不安になるも、予想に反してするりと収まる。

すごく柔らかくて軽くて脚にピタッと張り付く感じ!

いや、ほんとにお尻から脚にピタッと張り付いとるわ。
中厚の生地なのでスキニーパンツと厚手タイツの間くらいのぴったぴたパンツをはいているような感じ。

そして、屈伸しても足踏みしても全くストレス無し。

まさに望んでいた「腿上げのしやすさ」を叶えてくれる心地よさ。

しかし、鏡を見れば脚にはりつくようなフィッティング状態で、こんなぴったりさんで山登るのか?とくじけそうになる。。

欲しかった黒は幸いサイズが揃っていたので、もう一つ大きいサイズも履いてみた。

ああ、このゆとり感が好ましい。。

と、ここで一瞬過ちを犯しそうになる私。

が、踏み止まってスタッフに相談したところ、体にフィットしているサイズを選ぶ方がいいとのアドバイス。

そうだそうだ、そうだった、危ないところだった。
初めてのパンツの腿上げのしづらさを思い出して小さい方を購入。

現在も愛用中のパンツとの出会いであった。

ピチピチ過ぎて下には何もはけない!と思っていたが、薄手のウールのタイツなら履けてしまうという恐るべき伸びの良さ。

そしてこのパンツを購入後、かなり体重が増えてしまったのだが、一回り大きくなった私を受け止めてくれる懐の深い伸びの良さ。

 

本当に楽です。

ネットでの絶賛情報は嘘ではなかった。

 

もちろん体型や好みにもよるけれど、あれだけ同じパンツをはいている登山者が多いのも頷ける名パンツだと思う。

夏も冬もこればかりはいているので、そろそろお尻のあたりがももけてきた。
*ももける=布地がひどく毛羽だったり毛玉様のものができたりして痛んできた様子を表す便利な言葉。関西の方言と思われるが年配者にしか通じない。

同じものをリピしてもいいし、同じような細身でストレッチの効いた別製品にチャレンジするのもいいかも。

こうしてボトムス選びの旅は一応終了したが、
今更ながら最初に山スカートを勧められた時思い切ってチャレンジしなかったことが少々悔やまれる。
一度くらいはいてみたかったかな。

そうだ、むしろハイキング専門の高齢ハイカーになったらはいてみるのはどうだろう。
真っ白な髪に映えるピンクのウェアに身を包み、六甲山の名物山ばあちゃんになるのは楽しいかもしれない。

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六甲山系ゆるっ登山:【芦屋川駅~六甲山最高峰~有馬温泉】久しぶりの六甲山最高峰。トイレが驚愕レベルにきれいになってた!

王道:芦屋川駅~風府岩~六甲山最高峰~有馬温泉

【登った時期】2021年10月上旬
【同行者】友人1人

 

山登りに行ってみたい、という知人が現れたのでお久しぶりに同行者あり。

いもむし毛虫に阻まれたり、熱中症になりかけて断念したため六甲山もお久しぶり。

久々に同行者ありで1年ぶりの六甲山へ

子供の頃に親と何度か近くの山に登ったことがあるけどそれ以来経験はない。
六甲山も初めて、という知人の体力が未知数なので、とりあえずは芦屋川駅から風吹岩。
行けそうなら六甲山最高峰を経て有馬温泉に下りる王道コースへ進むことにした。

芦屋川駅で待ち合わせ、身支度を整えると早速高座の滝へ向かったが、この道すがら既に私の方が体力が劣っていることが判明。。

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「パーティを組んで登山する時は、先頭が隊長。その次が一番体力が無く遅い人で隊長は常にその人の状態を気遣って歩くもの。
で、今回は隊長と一番遅い人は私が兼任するから。○○さんは最後尾で副隊長を務めてほしい」

と言い渡し、私が前を歩く事に。

 

前回熱中症一歩手前になった私を天然クーラーによって救った滝。

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いつものようにお堂に手を合わせて山行の無事を祈っていざ登山道へ。

 

お天気に恵まれ絶好の登山日和

10月にしては非常に暑い日だったが、木陰はそれなりに涼しく、ときたま谷から吹き抜ける風が心地よい。

まさに抜けるような青空の下、ロックガーデンを登り風吹岩へ。
六甲山初めての知人は楽しそうに振り返り、
「ちょっと登っただけなのに大阪まで見える!」と嬉しそうだ。

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風吹岩では小休止だけして先へ進む。

最初は「風吹岩でその先進めるか考えよう」と言っていたが、そんな懸案事項はふっとぶほどの快調さ。

迷うことなく最高峰を目指す。

 

ゴルフ場を通り抜けると物珍しそうな知人。
しょっちゅう登っていて忘れてたけど、やはりさすがの王道。
山あり谷あり小川あり猪除けの扉ありゴルフ場あり、、と、変化にとんだ退屈しないコースなのだなあ、と思う。

 

お昼休憩は雨が峠で。

時間的に最高峰まで行けそうな気もしたが、
「最高峰のあたりは暑いし座るとこもただの空き地だし、ここで食べて行こう」と、ベンチに座ってゆったり食事をとった。

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七曲りへ向かう。

いつも【本庄橋跡】はスルーするが、せっかくなので【本庄橋跡経由で七曲り】コースを歩いてみた。

いつも上から眺めるだけの堰が涼やかに水を落としている。
木陰もあるし暑い季節はここでお昼を食べるのもいいかな。

食べた後いきなり階段だけど。

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小川を超えて、、

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七曲りに突入。

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もっさりもっさり進む隊長に合わせ、知人もゆっくり歩いてくれる。
とても温厚な性格で、早く行けとか遅いとか、まったく不機嫌な様子はみせない寛容な人だが、やはりさすがの私も「後ろに誰かいる」という軽い圧は感じたようで、いつもより早いコースタイムで一軒茶屋に到着!!

まだ最高峰じゃないけど、

「到着!!」

という気分が最高潮にわきたつ一軒茶屋。

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六甲山最高峰直下のトイレがおそろしいほどきれいになっていた!

そして、道を渡った私は見た。

「え、どこですか、ここ?」

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最高峰直下の空き地が、、

もはや空き地ではなく広場になっている!

芝生が植えられ横たわる人々。

なんだろう、自転車の駐輪場みたいなものまであるぞ。

そしてメインのおしゃれなログハウスみたいなやつ。

あれがトイレだよね?

近づいてみると、日差しをさけて座れるベンチも設置されており、多くの人がくつろいでいる。。
まあすっかり別人になっちゃって。

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さっそくトイレ本体へ突入。

目もくらむ美しさである。

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通路はちょっと狭いかな。

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美しいのはもちろん、個人的に嬉しかったのは個室の広さ!
この写真だとわかりにくいけれど、便器の後ろの棚は十分な奥行きがあり、ザックを置く余裕がある。

ソロで登って狭いトイレに出くわすと、ザックをどうしようか迷うことが多いけれど、これなら安心。

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ヒーターもあるので冬も寒くなさそうだ。

以前のトイレといえば、、

隣にあった東屋を残して跡形もなく消え、ここにも芝生が植えられて、昼食をとっている人たちがいた。

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知人:「あれ、きれいな広場」

私 :「いやー、以前はただの空き地だったから。でも雨ヶ峠の方が山の中っぽくてよかったでしょ」

知人:「そうやね。涼しかったし」←素直。

 

なんだよ、神戸市、

やればできる子やん。

ありがとう!

*後で調べたらなんと、昨年2020年11月にはオープン?使用開始?されていたみたい。知らなかった。

六甲山最高峰を経て有馬温泉へ

最近はこのコースを歩いても最高峰には登らずに有馬へ下りていたが、今回はもちろん登頂するのだ。

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快晴!

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三田方面?への見晴らし

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青空に【最高峰】の文字が映える。
「自分の家が見えそう。ということは家からも六甲山山頂がみえるってこと?」と知人。

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魚谷道を調子よく下って有馬温泉に到着後は【銀の湯】で汗をさっぱり流し、
メンチカツにありまサイダー【てっぽう水】をきゅーーっと流し込み、、

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ジェラートまで食べて解散した。
温泉後の美味しいお愉しみはすべて知人の事前調査。
ありがとう!

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お天気に恵まれ、さわやかな久々の六甲山。

結局最後まで知人は息一つ切らさず、私のゆっくりペースに合わせることになったのであったが、とても楽しんでくれたようなのでほっとした。

六甲山系ゆるっ登山:【芦屋川駅~風吹岩~保久良神社】初めての熱中症?

梅雨明け間近の六甲山へ

【登った時期】2021年07月上旬
【同行者】なし

 

梅雨明け間近の暑い日。
(間近というか、おそらくこのまま梅雨明けになるのでは、と思われる)

早朝は小雨が降っていたのでうとうと二度寝して目覚めれば久しぶりの青空!
慌てて準備して、六甲山頂を目指すべく家を出た。

5月初旬にいもけむ天国に恐れをなして撤退して以来の六甲山だ。
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二度寝してしまったために時間は遅くなってしまったが、ぎりぎり有馬温泉まで行ける10時前には高座の滝に着いた。

6月の終わりに高座の滝のすぐ近く、芦屋市城山で熊の目撃情報があったため、滝の周りにも注意喚起ポスターだらけだ。

 

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いつものようにお堂に手を合わせて登山の無事と、今回は「熊に出会いませんように」と強くお祈りし、早速登山口から階段を登り始めた。

 

いつもの「しんどさ」とは違う不調

登山口からまずはすぐに階段。

ロックガーデンの岩山に入ると日差しを遮るものがないので照り付ける太陽の下を登る。体力がない私はいつもすぐにはぁはぁ息を切らせながら登るのだけど、、
5分ほど進んだだけでいつもと違う違和感を覚えた。

息が切れて心臓がどきどきするだけじゃない。

なんだか音が遠くに聞こえるような気がする。
鳥の声や流れる水音、他のハイカーのはしゃぎ声。1枚ベールを隔てたところから聞こえるような印象。

異様に太陽の光が白く感じる。

脚も震えているような?
太ももの筋肉がだるくなる、とかじゃなくて、かすかにではあるがガクガクぷるぷる震えているような気がする。

なんだかおかしい?

とりあえず立ち止まって端っこの岩の上に腰かける。
水分をとり飴を口にして様子をみよう。

呼吸もすぐに整ったけれど、不快さは消えないし胃のむかつきも感じるようだ。

・・もしやこれが熱中症?

それとも脱水症?

しばらく休憩しても違和感が消えないので高座の滝まで戻ることにした。

高座の滝で涼をとる…復活のかき氷

足元にうんと気をつけてゆっくりと高座の滝まで戻った。
滝の周りのなんという涼しさよ。

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空気の温度が違うし、風が軽く吹くだけでふわっと冷気があたりに広がり、まさに天然のエアコンが作動しているみたい。

滝の近くのベンチに座ってまずは水分一気飲み。
自動販売機も茶店もあるので安心してペットボトルを1本飲み干した。

高座の滝は何度も何度も通ってきたけど、いつもトイレ使用とお堂に軽くお参りするくらいでほぼ素通りだった。
滝の傍でくつろげばこんなに涼しいなんて!

今日の登山はほぼあきらめたが、せっかくなのでしばらくここでくつろぐことに決めた。茶屋でなにか冷たいものを飲もうかな、、、と、
比較的最近できたカフェっぽい店に【かき氷】の旗発見!
フルサイズは少々大きすぎるけど、有難いことにハーフサイズもある。

器が陶器なのが嬉しい。

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涼しい風とミストを浴びながらかき氷を食べ終えたころには、すっかり不調を感じなくなっていた。

もう一度登りなおしてみて調子がよければ風吹岩まで行ってみよう!

熱中症の原因は出発前の水分不足

そうと決まれば自販機で水を買い、日焼止めも塗りなおそう。

鏡を取り出してみて「あ!」と思った。

顔が白い。。
白い、というかいつもの顔色である。

その白い顔を見て、最初に高座の滝についてトイレを拝借した時、鏡の中の顔がものすごく赤かったのを今更思い出したのだ。
普段から顔色悪い系の色白で頬も赤らむことが少ない私にとって「まっかっか」と言っていいほどの赤い顔だったっけ。

思えばあの時から既に熱中症の兆候は出ていたのだろう。

そういえば、今朝は寝坊をして慌てて家を出たせいでほとんど水分を取らずにここまで来てしまった。アイスティーを小さめのコップ一杯飲んだだけだったか。

夏場は通常に過ごす際でも寝起きにコップ1杯の水を飲め!っていうのに、
体内水分がカラッカラの状態で炎天下の住宅街を歩き、登山道に突入してしまったのだからあっという間に干上がってしまったのだろう。

山に入ってから飲み始めても時すでに遅し。

歩き始める前から体にしっかり水分をたくわえておかなければいけなかったんだなあ、きっと。
1時間ほど涼しい場所で休憩しながらたっぷりの水分とかき氷で体内をひたひたにしたおかげで体調は復活。

おそるおそる再び登山口から登り始めてみると。
いつも通りだ。
多少息は切れるが、足元もしっかりしている!

どんどん歩ける。

そして風吹岩から保久良神社へ下山

その後は生まれ変わったように調子を取り戻し、気持ちよく風吹岩へ到達。
暑くはあったが気持ちの良い道のり。

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今日は猪はおらず、いつも餌をねだりに来る猫も暑さのせいかぐったりと昼寝中。

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風吹岩そのものの上は暑すぎるし先客も多かったので、ちょっとはずれで休憩。
軽く食事をして寝転がると目にうつるのは青い空。緑の木々だけ。

たまに鳥のさえずり。

風がさわさわ吹けばもう最高!

もう少し雲が流れているのが好みだけど、こうして空をぼんやり眺める時間が大好き。最近気づいたのだけど、低山でもこのひと時を味わえると、満足度が非常に高いのだ。

私がひとり登山を好きになったのはこの時間を味わいたいからなのかもしれない。

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いつまでも寝転がっていたいけれど、名残惜しく切り上げて保久良神社方面への道を下った。

神社の参道には夏越神事のために茅の輪が設置されていた。
災厄を祓ってくれるというのでぜひくぐりたかったが、まだ神事前なので輪はくぐれないように閉じられていた。
残念。

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今日は本来ならば有馬温泉に下りる予定だったので入浴セットを持ってきていた。
有馬には行けなかったが銭湯に寄ることにして、保久良神社からはJR甲南山手駅の方向に下った。
風吹岩に登った時はR甲南山手駅近くの銭湯によって帰るのが楽しみなのだ。

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いたって普通の銭湯だけど、こじんまりして清潔でお気に入り。

「湯遊びひろば」と名前についているので、子供が風呂ではしゃぎまわっているような想像をしてしまうが、全くそんな施設ではない。
普通に落ち着いて入れる銭湯だ。
小さい露天風呂にアヒルのおもちゃがおいてあるくらいだろうか。

なぜ「湯あそびひろば」と名乗っているのかは謎である。

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morionsen.life.coocan.jp

 

ここからスタートして帰ってくるジョギングやハイキングなら荷物を預かってくれるみたい。私はいつも芦屋から登ってここに下りてくるプチ縦走なので利用したことはないけれど、コースによっては使えるのかな。

このあたりには銭湯が少ないので、大変ありがたい存在だ。

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 今日の反省

水はたくさん持って来ていたし飲みながら歩き始めたけれど、スタート時点で体内の水が不十分だったため熱中症?脱水症状?に陥ってしまった。

当日の朝しっかり水分をとっておく、、

いや、暑い季節は当日と言わず前日から体内に水分をたくわえておく。
細胞に水がしみわたるまで人間水筒はひたひたが大事。

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六甲山系ゆるっ登山:【城山鉄塔付近】芦屋市内に熊目撃情報

芦屋市内に熊目撃情報!

近年、本州各地ではツキノワグマ。北海道ではヒグマの出没件数と被害が増加しているそうだが、遂に六甲山系にも熊目撃情報があった。

6月20日
6月25日

ハイカーによる目撃情報があったみたい。

これ以降は目撃情報はないけれど、移動してしまったのかまだ近くにいるのか。

 

www.city.ashiya.lg.jp

 

六甲山といっても芦屋市の城山(鷹尾山)という住宅地とは目と鼻の先。近所の人がお散歩がてら登るような低山だ。

猪と見間違えたのでは、という意見もあるようだけど、このあたりを歩くハイカーは猪見慣れてるからなあ。
個人的には見間違いはないと思う。

そもそも猪と熊って全然似てないし。
大きな黒い犬の方が信ぴょう性がある。
いや、大きな黒い犬が山をうろついてたらそれはそれでかなり怖い。

 

www.arukuyo.com

 

あまり時間がないけれどちょっとだけ山歩きしたい時に登れて、見晴らしも良いお散歩コースとして私も時々行く山だ。

芦屋川から六甲山頂へ向かう道の途中、城山への分岐に「熊注意!」のポスターが貼ってあった。

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高座の滝付近にも注意喚起のポスター。

これまでも六甲山を歩くときはイノシシに注意していたけれど、更に恐ろしいクマにも注意が必要とは。

イノシシ注意看板に重ねられた熊注意ポスターで怖さ倍増どころではない。
もちろんイノシシからも大怪我や大きな被害を受ける例は多いけれど、なんとなく命までは取られないだろうと思ってた。

 

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しかし、最近たまたまこの本を読んでいた私にとって熊は登山をするうえでなによりも恐ろしいものになっているのである。

道迷いや気象による遭難はある程度は自分の努力や注意で防げる事故だ。
しかし、熊だけはどんなに注意しても出会う時は出会ってしまうだろう。。
まさに運命?

 

熊が人を怖れていたのは昔の話?

熊は本来は人間を恐れる動物で、こちらが刺激しなければ襲ってくることはなく、こちらの存在に気づけば向こうから遠ざかって行ってくれると言われていた。
人に危害を加えるのは「出会い頭にびっくりして襲ってきた」のがほとんどなので、突発的な出会いを防ぐのが最良。
対策としては、熊鈴やラジオ、複数で登山して会話しながら歩くなどして、こちらの存在を知らせて歩くのが一番だった。

しかし、最近はどうも違うらしい。

人慣れした熊や「人間の傍には楽して食べられる美味しいものがある」と覚えた熊、更に恐ろしいのは一部であるが「人間て食べられるんだ」と知った熊。
さすがに人を捕食した熊は駆除の対象になるが、駆除されるまではどこかに潜んでいるわけで。

 

ソロで歩く事が多い私が対策できるのはとりあえず熊鈴くらい。

ラジオ代わりに一人で歌いながら歩いてもいいんだけど、さすがに誰かと出会った時の恥ずかしさを考えると勇気が出ない。

ところが、熊鈴にも「鈴を鳴らしていると人慣れした熊がむしろ寄ってくる。人間の居場所を教えるようなもの」という考え方があるようだ。
熊鈴をつけている人が襲われたケースはあるから鈴が100%有効なわけではないけれど、つけているから襲われたという証拠はない。
同様に熊鈴に効き目が全くないという証拠もない。

迷ったけれど、熊鈴を購入した。

まだまだ人を嫌って距離をとろうとする熊の方が多いのではないか、と思ったからだ。
今後目撃情報が更に増え、被害も増加するようなら熊スプレーの導入も考えなければならないかも。

対策ももちろんだけど、まずは熊と出会わないことが一番。
目的地の目撃情報サイトを調べ、現地でも情報を確認して登山に出掛けようと思う。

これまで六甲山系を登る時は熊のことは全く考えていなかったけれど、調べてみるとこれまでも宝塚や川西など市街地近くでも目撃情報はあったようだ。

 

www.wmi-hyogo.jp

 

それにしても、こんなに恐ろしい猛獣である熊が「かわいい」キャラクターとして世の中にあふれているのは何故なのか。

プーさん、パディントン、ダッフィー、リラックマと有名どころから、名も知らぬキャラがわんさかいるような気がする。
小熊のミーシャというのもいたなあ。

あっ、もしかして犬より書きやすいから?

熊や猫ってだれが書いてもわりと絵になるよね。

そういえば、九州の熊は絶滅しもはや生息していないのに熊本県のゆるキャラはなぜくまもんなのか。熊本の「熊」だというのはわかってるけど、なんだかなあ。
と、くまもんにまで八つ当たりしてしまうのであった。

 

登山には地図とコンパスっていうけど、、やっぱり大事。だけど迷ってから取り出しても遅い。

「羅針盤」には浪漫を感じる

大航海時代とか海の浪漫とか見果てぬ大地とか、、壮大な冒険の始まり!
みたいなイメージが湧いてうっとりしてしまう。

同じものなのに「コンパス」だともっとお手軽な感じ。少なくとも大冒険の浪漫は感じない。

子供の頃読んだ翻訳小説の中に出てきた「葡萄酒」や「柘榴石」という単語に憧れてうっとりしたのと同じかな。「ワイン」より「葡萄酒」の方がおいしそうだし「ガーネット」より「柘榴石」の方が美しくて宝石感があふれてた。
「プリンセス」よりやっぱ「王女様」でしょ。
(いつの時代の小説?今は翻訳物や童話でも「ワイン」「ガーネット」と訳されているんだろうな)

漢字の底力とカタカナのお手軽な感じの差?

いや漢字でも「方位磁石」だと実用品感が前面に出てくる。
やっぱり「羅針盤」に勝るものなし。

 

 登山はじめたら地図とコンパス!

浪漫は感じなくとも登山をするならとにかく地図とコンパスは基本の基本!

というわけで。

なんでも形から入りたいタイプの私は、登山を始めるにあたってもちろん地図の読み方とコンパスの使い方の基礎を学習した。

と言っても、ほんとに「超基本知識」を得ただけだが、これだけでも地図を見るのがとても楽しくなったし、事前準備もはかどるようになった。

 

超基本の地図知識

・基本的な地図記号を覚えておく
・等高線を見て傾斜が緩いか急か、尾根と谷を判断する

基本のコンパス活用方法

・目的地の方向を知る
・目的地の方向を固定する
・現在地がほぼ推定できる時、現在地を確認する


ちなみに、上級者になると更にこんなことすごい技が使えるらしい。
 ・見えている山の名前を調べる(山座同定)
 ・現在地がわからないときにまわりの地形から、現在地を推定する

 

偉そうに書いているけれど、実は私はコンパスについて、大きく2つ間違っていた。

コンパスって「北の方角がわかるだけ」「迷ってから見るもの」だと思ってたのだ。。

「あっ、道に迷った!」
「ここどこだ?地図見てもわかんない」
「そこでコンパスの出番ですよ。こっちが北だ!」
「おお!・・・で?」

北の方角が分かったからってどうよ?

・・・

 

本当に無知なのだけど、登山をする前の私にとってコンパスなんてこれくらいの存在だった。

しかし、初心者向けの登山本やサイトにはどれを見ても「地図とコンパス!」と書いてあるのは伊達ではなかった。

 

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初心者は迷ってからコンパスと地図を見ても遅い

コンパス上級者になると、現在地がわからなくともまわりの地形とコンパス、地図を使っておおよその現在地を推定することができるらしい。

しかし、読図も満足にできない私がそんな高度な事できるわけがないし、むしろ迷ってしまうのが目に見えている。

 

 

初心者の私がまず学習したのは以下である。

コンパスは地図と一緒に使ってこそその威力を発揮する。
自分の現在地がわかっている時に正しい方向を見定めるもの。
道に迷ってから取り出しても遅い。
迷ってから取り出してもまさに

「北の方角が分かったからってどうよ?」になっちゃうのである。

 コンパスは「迷ってから使っても意味がない」

 

本を見て自宅で練習してもめったに使用しないとすぐ忘れてしまうのだが、とにかく現在地から次の目標地点をセットする方法をなんとか覚えた。

①登山口で目標地点の方向をコンパスに固定。
 目標地点はゴールではなく最寄りの分かりやすい場所や分岐にする。
②目標地点についたらまたその次の目標地点を固定。
→途中で迷いそうになったらコンパスが指す方向を確認すれば、とんでもない方向に迷い込むことはない。

こんな感じで小刻みに目標を固定しながら進んでいく。

やってみると結構楽しい。

私は基本的に地図が好きなので、街中でもやりたくなってくるくらいだ。


登山には地図とコンパスとGPS 

だがしかし、実際に山でコンパス使ってる人は「現地講習会」みたいな人たち以外、いまだに見たことがない。 
地図を見ている人はたくさんいるけど。

だって今はGPSがあるからねー

 

もちろん、私もGPSを使うしスマホにも地図をダウンロードして山に行く。
現在地が一目でわかるGPSは本当に心強いお守りだ。

でも、と心配症の私は思う。

もしバッテリーが切れたら?
もしスマホが壊れたら?
もしスマホを落としたら?

紙の地図とコンパスには少なくとも電池切れの心配はなし。

それから紙の地図のいいところはスマホと比べて圧倒的に表示範囲が広いこと。
表示範囲が広いということは情報量が大きいということだ。

 

目標地点をセットしながらコンパスに目標方向を固定。
紙地図をメインに歩き、時々GPSで現在地点を検証する。
これが最近の私の地図の使い方。

紙地図が嵩張るのと、見たいところをうまく表示させて折るのが難しいのが難点。

 

地図とコンパスの活用方法はWebで調べればいくらでも出てくるし本も沢山ある。
紙好きの私はこの本で勉強。実践練習編に私のホームグラウンドである六甲山が選定されていたのでこれに決めた。

六甲山系ゆるっ登山:【阪急芦屋川駅~鷹尾城跡(城山)~高座の滝~阪急芦屋川駅】 

阪急芦屋川駅~鷹尾城跡(城山) 

【登った時期】2021年02月上旬
【同行者】なし

 

午後から予定があるので

・午前中にさくっと歩ける

・道を間違えない

・それでいてちょっと満足度が高い

ということで選択。

前回、岩梯子まで歩いた途中のポイント:城山まで行くことにした。
芦屋川駅から45分くらいで登れるお手軽コースだが、大阪湾方面への景色が見渡せるので「達成感」は結構味わえる。

往復だとつまらないので前回見かけた【高座の滝】へ下りる道標の方向に行き、高座の滝へ下りてみるつもり。

 

阪急芦屋川駅から北上し、【高座の滝】と【城山登山口】の分岐点を右へ進む。

www.arukuyo.com

城山登山口から登山道に入り少し登ったところに芦屋市のハイキングコースマップが貼られていた。ホームページからもダウンロードできるマップで、幾つかのコースの所要時間やざくっとした地図が書かれている。観光地図に近いものなので、実際に歩くときはあまり頼りにならないとと思われる。
ちゃんとした地図が必要。

www.city.ashiya.lg.jp

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治山工事期間のため、登山道にはミニモノレールのようなものが設置されていた。使用時は登山道を横切るように延長されるようで、この日は分解されてハイカーが歩けるようになっていた。
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資材を運ぶのに使うの?
使用されているところを見てみたい。

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ところどころから景色を眺めながら登る。

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鷹尾城跡(城山)を通り過ぎ、歩きやすい尾根道を進むとすぐに道標が現れた。

あれっ、こんなにすぐに分岐だったっけ?

こんなにしょぼい古い感じの道標だったっけ?

最近記憶がすぐに薄れていくため、情けないことに前回見た道標の情報が全く思い出せない。

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一応、、、手書きではあるが、
【高座の滝】と書いてある。

方向もあっている。

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道もある。

よし、行ってみよう!

ざらざらっとした下りは思ったより急だったので手袋をはめ、ゆっくり注意しながら進む。道があまりにも怪しくなったら引き返そうかと思いつつ下りて行く。

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またしてもしょぼいわかりにくい道標登場。
歩きにくくはないが、整備されているとも言い難い林の中を抜けていくと

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あきらかに人工的な階段に出たのでちょっとほっとする。

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ちょっとわかりにくい場所もあった。
この開けたあたりではテープが目についたが、テープを気にせず道から外れないように歩くのが正解だった。テープにつられると林の中に誘い込まれてしまいそうな感じ。

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登山コースではなくて、山林での作業用の目印テープなのかもしれない。

何度か間違えながら道をたどると、

おお!懐かしさを感じる道標が現れた。ちゃんと【高座の滝】方面矢印がある。

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この道標の後は、道は非常にわかりやすく、安心して下りて行くといきなり多数のタイヤという人工物にでくわした。すぐ下はもう【高座の滝】エリアだ。

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【高座の滝】のすぐそばの【大谷茶屋】前に出た。

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なんだかあやしいコースを下りてきてしまったなあ、と思ったのだが、ちゃんと道標も立っていた。

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茶屋の前を通り過ぎ、林道を通って

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住宅街に出た。

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朝通った分岐まで戻ってきた。
2時間弱でくるりと回ってこられる、ちょっとだけ歩きたいときにちょうどよいコースだった。

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今日の反省

帰宅してから前回の写真を見てみたら、やはり鷹尾城跡からもう少し先へ進んだところにしょぼくない新しい道標があった。

本当はここを目指していたんだ。

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今日歩いたコースも【高座の滝】へ下りる道だったので間違ってはいなかったが、知らない山域でこんな風な道間違いをすることが遭難に繋がるのだろうな。

やはり低山を歩いている時にも「なんとなく」で歩く癖をつけてはいけないな、と反省。 

六甲山系ゆるっ登山:【阪急芦屋川駅~鷹尾城跡(城山)~荒地山の手前】登れ岩梯子!くぐれ新七右衛門嵒!ゆるっとしてない岩の道

阪急芦屋川駅~鷹尾城跡(城山) ~荒地山のちょっと手前

【登った時期】2021年01月下旬
【同行者】なし

 

 今日の目標は荒地山。

登山を始めて間もない頃にグループで行く機会があったので4年ほど前に登っている。「王道コース」以外で私が登ったことがある珍しい山だ。

地図を見ていて荒地山の手前にある非常に特徴的な岩が面白かったことを思い出したので、もう一度行ってみようと思い立った。

阪急芦屋川駅~鷹尾城跡

まずはいつものように芦屋川駅からスタート。

芦屋川沿いに登っていく。

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春は桜が美しい川沿いも冬はすっかり寂しい状態だが、からっとした冬の爽やかさ。
これはこれで結構好き。

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途中までは【高座の滝】へと同じ道をたどる。 www.arukuyo.com

 【高座の滝と城山方面への道標】まで来たら右へ。

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 【城山】についての看板があるので、一応ざっと読んでみる。
登場人物は知らない人たちばかりだが、城跡があるみたい。

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道標を右へ向かい、左側のお屋敷に沿って進むと、、

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行き止まりに薄暗い登山口っぽいものが見えてきた。

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なんだか無造作に巨大な煙草がささったような、ちょっと怪しげな、、
ここが【城山登山口】らしい。

普通の住宅のすぐ隣がいきなり登山口になっている。六甲山系にはこういう登山口が多いように思う。

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 巨大煙草群を超えて右手に進むと登山道が現れた。
つづら折りの道をどんどん登っていく。

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10分くらいでベンチが現れた。
大阪方面まで見渡せて既になかなか景色がよい。

会下山遺跡といい、この城山コースといい、少し登っただけですぐに海を見渡せるのが、この辺りの低山の良いところだ。

大絶景ではないけれど、海まで見渡せるだけで満足度高し。

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ベンチを通り過ぎ、木々の間から除く遠景を眺めながら更にゆるい登りを進んでいく。

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登山口から30分弱で、テレビの中継所が現れた。
NHKとサンテレビ。
というなんとなく対照的な局の中継所が並んでいる。
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ここにもベンチが2つ並んでおり、神戸方面の景色が見渡せる。
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ここが鷹尾城跡=城山だと思われるが、城跡を感じさせるものは特に見つからず。
ちょっと休憩したあとは今日の目的地「荒地山」へ向かう。

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鷹尾城跡から荒地山方面は歩きやすく気持ちの良い道

鷹尾城跡のベンチを後にちょっと進むと、ぱあっと開けた場所に出た。

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さっきのテレビ中継とは比べ物にならない巨大な鉄塔が建っており、その傍らまで行くと遮るものが少ない見晴らしポイント。
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軽く城山まで歩いた場合もここまで足を延ばすと(というほどの距離ではないが)更に景色が広がっていてお勧め。但し木陰が無いので夏はかなり暑いと思われる。

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ところどころに道標があるが、基本一本道なので迷うことはなし。
今日は【城山登山口】から来たけれど【高座の滝】から来ることもできるみたい。

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 歩きやすい尾根道を進んでいくと、やがて【荒地山】の名にふさわしくごろごろと大きな岩が登山道内にも現れる。

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これまた見晴らしの良い鉄塔のそばを抜け

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巨岩の横を通る楽しい道。

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道標には【荒地山】の文字がないが、【岩梯子】は【荒地山】への途中にあるポイントなのでそちらへ進む。

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そして、突然現れたのが、ほぼ垂直の岩!

本日のハイライト:岩梯子にて進退窮まる

これが荒地山名物にして最大のハイライト?の一つ岩梯子というやつである。
高さは4メートルくらいだろうか。
別に切り立った岩というわけではなく、手や足をかける手がかり(ステップ?)はあるのだが、岩登りに慣れていない人には難易度高し。
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前回来た時はどうやって乗り越えたのだろうか。。
確か、イベントの主催者が上からザック毎ひっぱりあげてくれたような気がしてきた。

う回路はあるが、登ってみたい。

他にハイカーがいたら、私のせいで大渋滞になってしまいそうだが、幸い?今日は誰もいないので、挑んでみることにする。

ステップを確認してから登り始め、、最初は簡単に登っていけたのだが、
真ん中あたりで固まってしまった。

一つ一つの段差が結構大きいので、なんと私くらいの身長だと届かないステップがあるのだ。。

背が高くてリーチのある人なら力は必要なく、梯子を上る感じで進んでいけるかもしれないが、私(158cm)くらいの身長だと、「自分の腰よりも高い位置に腕の力で体を持ち上げる」という技術、というより腕力が必要だ。

岩梯子の真ん中で進退窮まってしまった。

あきらめて降りる?

下を見てみると、飛び降りる先は細い登山道。足元も不安定な状態で、飛び降りたらはずみがついて反対側に滑落しそう。

いや、絶対滑落する。

もうこれはなんとかよじ登るしかないのである。

体が硬いせいもあるかも。身長小柄でも体が柔らかい人は段差に脚が届くので、腕で体を持ち上げなくても行けるかもしれない。

柔軟性も筋力も持ち合わせていない私は全身全霊をかけて体を持ち上げた。
こういうのは1回目が肝心。
やればやるほど体力なくなっていくんだから、一気にいく!

あとで見たら肘をすりむいていたが、何とか成功。

こんなの子供の頃ならちょちょいのちょいだったのに。
筋力の衰えと体重の増加を呪いながら反省しながら次へ。

第二の名物、【新七右衛門嵒(しんしちえもんくら)】

この次に休む間もなく現れるのは第二の名物、【新七右衛門嵒】

六甲山で悪事を働くと荒地山で神罰が下るとの伝説があり、七右衛門なる人物が岩穴で頭をくじかれて死亡したそうな。
元々の七右衛門嵒が1995年の阪神淡路大震災でくずれ、その後できた新道なので「新」がついている。

大きな岩を登っていき、穴をくぐって向こう側へ進む。
大きめのザックは背負ったまま通れない程度の穴。
通常はザックをおろして反対側に放り込んでからくぐるが、
今回はザックがペタンコなのでおろさずにくぐることができた。

ある程度を超えたサイズ感の人は通れないであろう。

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ここをくぐるのだ!

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新七右衛門嵒を無事に通過すると、ちょっと一息。
高所恐怖症の方にはお勧めできないが、かなりの高度感と開放感!

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このあたり、道が非常にわかりにくいが、適当に歩いていても非常に展望が良い休憩ポイントが散らばっている。
大きな岩の上でゆっくり景色を眺めたり、ごろんと寝そべり空を眺めることもできる!

至福の時。

1月とはいえ暖かい日だったので日向ぼっこしながらのんびり過ごす。
オフシーズンのせいか人も少ない。

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鎖を頼りにもう少し進んでみる。

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クライマーも多い。
休憩中のクライマーが色々な角度から写真を撮ってくれた。

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巨岩の上に立ち、海まで見晴るかす眼下の下界を眺めると、気分は太古の女王様である。

「我が民よ!」

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予定では荒地山山頂まで行くつもりだったが、岩場での休憩が楽しすぎて遅くなったのであきらめて下山することにした。
帰りはもちろんう回路を通る。

う回路といってもまあまあの岩の道が続くが、ゆっくり後ろ向きに下りて行き、岩梯子まで来ればあとは尾根道を下っていくだけだ。

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登山には下半身の筋力だけではなく、自分の体重を持ち上げる程度の腕力と柔軟性も必要だと思い知らされた1日だった。

あ、その前に自分には無謀なルートは避けるという判断力ね。

反省。

 

この春、ちょっと寒い日の街着としてアークテリクスAtom SL Hoodyメンズが大活躍した

毎年繰り返す「去年の今頃は何着てたんだっけ」

日中は暖かくて長袖1枚でも平気なほどだが、朝と夜は寒い。
冷え込む。
風が冷たい。

そんな日が4月から5月には結構ある。

スプリングコートを着るほどじゃないし、嵩張るコートは着なかった時はとても邪魔。

毎年、
(去年の今頃は何着てたんだっけ。。)
と考える。

ああ、薄手のコート着て邪魔だったり、カーディガン羽織ったけど寒かったりしたなあ、、と思い出す。

今年はそんな日にARC'TERYXアークテリクスAtom SL Hoodyを着てみたら悩みがほぼ解消された。(ほぼ、というのはどうしても色が合わない服があったから)

昨年、春秋の低山用や夏山用にいいかと思い購入してみたのだが、実は日常着にもってこいだった。

実を言うと山歩きの時よりも街着としての方が着用率が高かったくらい。
 

www.arukuyo.com

中途半端かと思っていた超軽量インサレーションの良かった点

身頃にほんのり入ったインサレーションが絶妙

あのぺらっぺらで役に立つんかいなと思っていた量の中綿がちょうどいい。
あると無いとで大違いだ。
寒い時はとにかく胴体は暖めるべし、と誰かが言ってたけどその通りだ。

防風性がある

気温が低いというよりは風が冷たいときにはこれで十分。

携帯性に優れている

軽くてしわにならないので、小さくまとめて鞄に放り込んでおけば邪魔にならない。

伸縮性もそこそこ

縦にはあまり伸びないけど横の伸縮性はまあまあ。
腕と胴体の脇部分が薄手のフリースなので、見かけよりは中に着こめる。

しかも見た目はすっきり

中綿が入っているようには見えない。もこもこしない。

 

ミッドレイヤーとしてより、羽織ることを考えてメンズのXSを購入したのだが、これも個人的には正解だった。
ウィメンズほどウエストに沿ってピタッとしていないので、何にでも合わせやすい。

4月頃から寒い日に着ていたけど、中に着こめば3月頃からいけそうだし、今年は10月頃のこれまた

(去年の今頃は何着てたんだっけ。。)
の季節にも着るつもり。

あまりに便利だったので色違いも欲しくなってしまった。
買い足すときは店舗に出向いて一応ウィメンズも着てみようと思う。