有馬温泉:銀の湯
日本三古湯(道後温泉、有馬温泉、白浜温泉)の一つ有馬温泉。
異なる泉質の金泉・銀泉のお湯を気軽に楽しめる公共浴場【金の湯】【銀の湯】がある。
【銀の湯】は温泉街中心部から離れた静かな立地。
六甲山下山後はいつも銀の湯
幼少期に住んでいた町にあった銭湯を除くと
これまでに一番訪問回数が多く、今後もその回数を更新していくと思われる日帰り湯が【有馬温泉 銀の湯】だ。
記録を更新しているのはもちろん六甲山登山の時に有馬温泉に下山することが多いから。有馬温泉の花形【金の湯】という公共浴場もあるけれど、いつもついつい【銀の湯】に立ち寄ってしまう。
理由は
・六甲山からの下山口に近い
・金の湯はいつも観光客で混んでる
・銀の湯には大型ザックも入るロッカーがある
▼2024年5月時点の情報
脱衣所
大型ロッカーがあるためか、脱衣所のロッカーはすごく小さい。
中型ザックも入らないので、登山用のザックを背負ってきた人は外のザック用ロッカーに入れてくる方がスムーズ。
ドライヤーあり。
アメニティはティッシュのみ。
冷水器あり。
浴室とお湯
浴槽は1つだけ。
サウナがあるが、登山後に蒸されたいと思ったことがないので未経験。
カランは10個(シャワーあり)
アメニティはボディソープとリンスインシャンプー
銀泉は無色透明のさらっとしたお湯で、炭酸泉なのだが肌につくしゅわしゅわ感はなし。
源泉の温度が低いので加温は必須。お湯は熱めで長湯には不向き。
浴槽深めでお尻をつけると鼻までつかりそう。
その他
建物の裏手に大型ザック用のロッカーがあるのが嬉しい。
ロッカーの前にはベンチもあり、屋根もあるのでゆっくり荷物を整理できる。
▼きれいなロッカーがずらり。
100円が必要だが返却式。
こじんまりした休憩コーナー
有馬温泉といえば、濃いオレンジ色に濁った塩辛い金泉が有名で、それに比べると銀泉は個性が薄く地味な存在。
源泉の温度が低いため加温は必須、循環、炭酸泉ならではの独特のしゅわしゅわ感が無い、、というわけで
濃い温泉を求めて来た人たちからは
「インパクトなかった」とか「温泉に入った気がしない」とか「薄い」とか言われているようだ。
しかし、下山後にさっと立ち寄りたい登山者には本当にありがたい温泉だ。
周囲のホテルや旅館の日帰り入浴代がかなり高い中、比較的安価で最低限のアメニティもある。さっぱり汗を流せて温まれ、なんたって無料大型ロッカーのありがたさよ。
これからも登山者の味方の銀泉を応援し入り続けたいと思う。
有馬名物【炭酸煎餅】【有馬サイダー】だって銀泉あってこそ。
がんばれ銀泉!
直近訪れた際気になったこと
と、応援したところで一つ気になったこと。
2024年5月に訪れた際、浴室に謎の音楽がずっと流れていた。
スーパーやショッピングモールに流れているような当たり障りのない音楽で、そのうち「本日はお足元の悪い中ご来店いただき、、」
などとアナウンスが流れそう、と思っていたら本当に何やらアナウンスが流れだした。
しかし、お湯がざあざあ流れる音に紛れて何を言ってるのかさっぱり聞き取れなかった。入浴時の注意事項をアナウンスしていたのだろうか。
前回訪れた時は無かった気がするので最近開始されたのか。
音楽気になるし、肝心のアナウンス部分は聞こえないので再考を願います。
(無しの方向で)
▼建物も金泉に比べると地味