公共交通機関で博多からの雲仙普賢岳
【登った時期】2024年10月上旬
【同行者】なし
所用で博多に出かけた。
用事を済ませた後は無理やり2日間滞在できるように調整し、温泉でゆっくりしようと目論む。
どの温泉に行こうかな。。
温泉情報やら交通手段やらを調べていると、博多から長距離バスで長崎方面まで行けることがわかった。
そこで突然浮上したのが雲仙普賢岳。
温泉も楽しめて、半日ほどで登れそう。
よし!九州の山初挑戦!
公共交通機関を駆使してスケジュールを組んで行ってきた。

博多からのスケジュール
博多から雲仙へはバスか列車で諫早駅まで行き、島鉄バスに乗り換える。
*長崎駅からバスに乗るという選択肢もある。
博多に泊まり、翌朝博多発AM06:00またはAM06:32発の列車に乗ると
諫早駅AM09:30発→雲仙AM10:56着のバスに乗り継げるが、私の鈍足を考えるとこの日のうちの登山は厳しいだろう。
移動日は雲仙温泉に泊まって翌日登山という手もあるけれど、翌日は天気がぱっとしない予報なので、晴れ予報の出ている移動日に登りたい。
というわけで、用事を済ませた夕方に諫早駅に移動・前泊して早朝の島鉄バスに乗ることに決めた。
これなら雲仙にはAM0900過ぎに着く予定だ。
博多から諫早までは安くて乗り換えなし、便数も多い長距離バス。帰路は乘ってみたかった九州新幹線を選択した。
往路
初日
博多バスターミナル→諫早駅
長距離バスにて2時間半弱
*諫早駅近くのビジネスホテル泊
2日目
島鉄バス
諫早駅(AM07:05発)→小浜(AM08:03着)
小浜(AM08:35発)→雲仙(AM09:03)
*雲仙温泉街の宿に荷物を預けて登山
*温泉街に宿泊
帰路
長崎県営バス
雲仙(AM09:10発)→JR長崎駅(AM10:51着)
新幹線と特急を乗り継いで博多へ
諫早駅から雲仙まで路線バスの旅
諫早駅は想像していたよりずっと大きくてびっくり。
新幹線開業に併せて整備されたようで新しい駅ビルにコンビニや店舗が入っていた。
バスターミナルも広かったので、前夜に乗り場をしっかり確認しておいた。
▼早朝の諫早駅

きれいな待合室もある

青い海を眺めながら小浜ターミナルへ路線バスの旅。
登山関係なく観光にも来てみたいなー。

小浜ターミナルに到着
こじんまりしているので乗り換え口は1つだけ。
30分ほど待ち合わせ時間があったので海辺をぷらっと散歩。
向こうに見えるのが小浜温泉街と思われる。

再び島鉄バスに乗り、30分程度で雲仙温泉街へ。
煙立ち上る雲仙地獄の前を通る。
風向きによっては道路を白い湯気が覆うエリアには【湯気注意】の注意看板が立っていた。

雲仙バス停で下車。
バス停の前は温泉神社だ。

雲仙岳登山口の仁田峠から普賢岳への往復自体は3時間ほどのコースタイムだが、公共交通機関で到達できるのはこの温泉街まで。
ここから登山口仁田峠までは車がなければ、1時間程度歩くしかない。

以前は雲仙温泉街から仁田峠まで乗り合いタクシーが運行されていたようだが、2024年は休止中だった。
通常タクシーは滞在中はほとんど見かけなかった。
*雲仙観光局のサイトに、2025年度は期間限定(2025年11月1日(土) 〜 2026年1月4日(土))でシャトルバスが運行される情報があった。
第一便がAM10:00なので紅葉時期の観光向けのような感じだけど、登山にも使えそう。