命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録 ・時々温泉も

六甲山系ゆるっ登山:累積標高差トレーニング!【阪急宝塚駅~六甲山最高峰~高座の滝】

阪急宝塚駅~一軒茶屋~六甲山最高峰~風吹岩~高座の滝登山口 

【登った時期】2026年3月下旬
【同行者】なし

六甲山を東西に歩き累積標高差トレーニング

諸々の事情でほとんど登れなかった年もあるが、細々と登山を続けて約10年。
アルプスにも何度か挑戦したが、「刻めるところは刻む」を信条に無理しないたおやめ登山で登ってきたため、1日で累積標高差高めのスケジュールはこなしたことがなかった。
しかし、これでは登れない山もある。
今年こそは1日に1500m弱は登れるようにトレーニングしよう!と決意した。
阪神間には適当な山が少ないが、六甲山を南北ではなく東西に縦走すれば累積標高差を稼げそうだ。
宝塚から六甲山最高峰への縦走ルートを春うららかな3月下旬に挑戦してみた。

いつものように、、登山口:塩尾寺へは住宅街の急登

スタートは阪急宝塚駅。
宝塚といえばやっぱこれでしょ。よっ!お二人さん!の横を通って西へ向かう。
登山口は塩尾寺(えんのうじ)というお寺の横で、1時間のコースタイムだ。
登山口まで遠いやん。。

武庫川を渡る。
快晴。

橋を渡った後は住宅街の坂道を登る。
六甲山系を歩く時のいつものパターンで、とにかく登山口までの急登住宅街が辛い。
歩き始めで体も慣れていないし、アスファルトジャングルは暑さが沁みる。
近くにある大学の学生らしい若者たちがおしゃべりしながらぐんぐん遠ざかって行く。
私にもあんな頃があったとは信じがたいが、あったのだよなあ。

暑い。
塩尾寺までの道はかなりわかりにくい。
スマホでMapを見ながら住宅街を歩いて行く予定だったが、あまりの暑さに途中から登山用地図アプリに表示されている山道に逸れてみた。
入山時登山口遭難を怖れ、すれ違った近隣の方らしい女性に
「この道を登って塩尾寺に行けますか?」と聞くと
「行けますよ。舗装路を登るよりお勧めよ」との答えで、安心して登る。

山道を抜けると、【えんぺい寺休憩所】に出た。
宝塚の夜景スポットであるらしい。

一息ついてもうひと登りしたところからの景色。見えているのは川西から大阪方面だろうか。確かに夜景きれいかも。

この後は舗装路に合流。
ようやく体も慣れてきて少し楽に登っていく。

やっと塩尾寺に到着。地図通り宝塚駅から約1時間だった。

登山口はお寺には入らず、手前の脇にある

トレイルランナーが行きかうご機嫌な道を西へ

最高峰まで10.5㎞!
さあ、頑張っていこう!

やっと登山道に入りほっとする。
一部山道を歩いたとはいえ、今日の住宅街はことのほか長かったなあ。

途中、ちょっと脇道を入った所にひっそりと小さな鳥居。
砂山権現というらしく、ひんやりと静かで不思議な感じのする空間だった。
お参りして先に進む。

気持ちのいい道が続く。
たらんたらんお散歩気分で歩きたいけれど、こういう道だけでも標準タイムで歩いておかないと日が暮れてしまう。

リズムに乗ってどんどん歩く。

岩倉山、譲葉山、といくつかのピークを通り過ぎるが、今日は時間との戦いなのですべて寄らずに巻いて行く。

左側が明るく開けたところからは、

甲山が見える。
今年に入ってから甲山を見ながら歩く山歩きが続いている。

こういう平坦に近い道が長く続くせいだろう、トレランの人が非常に多い。
この日出会った半数どころか3分の2はランナーだった気がする。

迷うようなところはほぼ無いが、六甲全山縦走路のルート上にあたるため、たまにある分岐にはしっかりとした道標があって安心。

懐かしい感じの道標には【六甲最高峰】ではなく、【六甲最高】とあってなごむ。
六甲最高!!

それにしても歩きやすい道ですなあ。
このままゆるーく登って山頂まで続いてたらいいのにな。
それではトレーニングにならないけど…

車道を越えるポイントに出た。
【大谷乗越】という場所で、向かい側にすぐ登山道が続いている。

車道の向こうはいきなり急な階段がそびえていた。
久しぶりの急登に息を切らしながら登る。

この後はしばらく登りが続いた。

登り続けて、再び車道に出た。

車はほとんど通らない林道みたいな道だった。

お!
ここでもひょっこり甲山。

車道をしばらく行くと突当たりに太平山。
こんもりした裏に山頂がある?っぽいけれど、ここもスルー。
宝塚からのこのルートはとにかくほどよい休憩所がない。ここは舗装エリアが広くなっているので、行動食を食べ日焼け止めを塗り重ねたり少し休憩をとった。

地図を見て残りの距離と時間、体力気力を確かめる。
頂上まで半分くらいまで来ている。
うん、行けそう!

見納めの甲山。
ずっと左手に甲山の存在を感じながら歩いてきたが、ここでお別れ。
さらば。

しばらくご機嫌な道が続く。

【船坂峠】の分岐を通過。
30分ほどでバス停とコンビニがある船坂橋の近くに下りられるのでエスケープルートに考えていた道だ。

最後のひと頑張り。六甲山頂へ

ここから急なアップダウンを繰り返す。
すべりやすいザレ道もあり、おそらく最後のがんばりどころ!

水無山(山頂不明)を越えて県道16号線に出た!

交通量の多い道だが、トンネルには歩道部があるので安心して歩ける。

一軒茶屋が見えてきた。
あと少し。

一軒茶屋から最高峰への最後の登りはだらだら登りに見えて意外と急坂だ。
最高峰は何度も行ってるしもういっかーーと頭をかすめたが、思い直す。
いやいや、今日は標高差トレーニングのためにここまで来たんだ。
あと少しがんばろう!
お昼を食べてしまうと心が折れそうなので、休憩せずによろよろ登る。

なんとか登頂!
山頂は多くの人でにぎわっている。
かなり暑かったのですぐに下りて、トイレの近くでお昼休憩とした。

一軒茶屋から高座の滝へ下山

お昼休憩を終え、時はPM13:40である。
下山は有馬温泉に下りるか芦屋川(高座の滝登山口)に下りるか迷っていた。

有馬温泉までは1時間15分
高座の滝までは2時間半

14時を過ぎていたら有馬温泉一択だったが、休憩したら体力も蘇ってきたので高座の滝に下りることに決定。
一軒茶屋の横から下りて行く。

何度も歩いたこの道だが、下りに使うのは初めてだ。
いつも最後にふらふらよちよち登っている七曲り。ものすごい急坂のイメージがあったが、こうして下ってみると、、
あれ。
そんなに急坂ではないし、むしろとーっても歩きやすい道じゃない?

気持ちよくとんとん下りて、土樋割峠への分岐点。

さらにとんとん下りて、雨ヶ峠に到着。

雨ヶ峠とゴルフ場までの間の道は、このルートの中で個人的に一番嫌いな部分だが、下りに使ってもやはり好きになれないことが判明。
木の根が多かったりぬかるみが多かったりなんとなく暗い感じがするからだろうか。

登山道に隣接しているゴルフ場がはっきり見えた。
夏は木が生い茂って見えにくいのか、はたまた登りでは余裕が無くて見えていなかったのか?
想像以上にすぐそばでちょっと驚く。

ゴルフ場の間を抜け、猪除けの扉を抜け、

もうすぐ風吹岩。
という馴染みの場所まで下りて来た。
ここまで来るとこの季節、どうしても寄りたくなるのが横池だ。
よし、ちょっとだけ寄ろう。

夕暮れの横池。
立ち寄ったのはもちろんおたまじゃくしが気になって仕方ないからなのだ。
そろそろ卵が見られないかと、期待したけれどさすがに早すぎたか影も形もなかった。
今年は池の水が非常に少なく、心配だ。

風吹岩に到着。

ロックガーデンを丁寧に下り、、

高座の滝に無事到着した!
ああああ疲れた。。

登りに通過する時はたいてい閉まっている大谷茶屋が営業中だった。
奄美大島の焼酎が強くお勧めされており楽しんでいる登山者もいたが、私はお酒に弱い。飲めないわけじゃないけれど今飲んだらおそらく気を失ってしまうだろう。
コーヒーという気分ではないし、、メニューをじっくり見てみると豚汁という文字が浮かび上がった!

やわらかく煮込まれ味のしみ込んだ野菜、ほろっと崩れる豚肉、濃いめの味噌味が汗だくの体にしみわたる。。大変美味しくいただきました!

帰宅してアプリで確認した本日の結果:
登り:1419m
下り:1269m
距離:16km

距離が長いため急登に次ぐ急登!という訓練はできなかったが、登りはこれまでの最高累積標高差を歩く事ができた。

私にしてはよくがんばりましたー!(^^)!