命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録 ・時々温泉も

六甲山【神戸市立自然の家】でテント泊:おさらいにも初めてのテント泊練習にもぴったり!

リニューアルされた【神戸市立自然の家】でテント泊 

【実施時期】2025年4月初旬
【同行者】なし

1973年に設置された【神戸市立自然の家】が設立から50年を迎えた2024年にリニューアル。これまで「学校・団体限定」利用だった施設だが、リニューアル後は一般利用も可能になったと知り、ソロテントサイトに一泊しに行ってみた。

テント泊者に使える清潔な施設が整っており、テントの初練習や私のようなテント泊おさらいにもちょうどいいと感じた。

 

1年の空白を経てテント泊おさらいがしたい!

一度もテント泊できなかった昨年。
今年はぜひ機会をもちたいが、1年も空白があるといきなり本番山行に挑むのは不安がいっぱい。
春のうちに一度復習しておきたいところだ。
できればテントをたてるだけではなく、泊まってのんびりしたいなと思っていたところ、六甲山の【神戸市立自然の家】が一般利用も可能になったと知った。

WEBサイトを見てみると、【こだちとテンと】という区画がソロやペア用の区画。
「ソロ・ペアサイトは、賑わいブースと距離があり落ち着いた雰囲気」とある。

▼地図を見ても巨大な豪邸みたいなテントと車が並び立つであろうオートサイトとは離れている。気兼ねなく山用テントをたててくつろげそう。

平日の利用料金は基本料金1500円+大人一人あたり500円+環境整備費300円=2300円

よし、ここだ!
早速WEB予約してうららかな春の午後に訪れた。

場所は六甲山牧場の近く。
登山を兼ねて歩いて来られる場所だが、今回は午後出発という事情もありさぼって車でらくちん到着。

共用エリア共有施設

平日だが、豪邸たち並ぶオートサイトはファミリー層で結構にぎわっており子供たちが楽しそうに走り回っている。
そういえばまだ春休みだったっけ。

センターハウス【森のコココ】でチェックイン。
スタッフは皆さんとても親切。
利用案内の説明があり、専用ゴミ袋をもらった。
今日はソロサイトは私一人だけなので、好きな区画を使って下さいと言われる。

センターハウスの前に穂高湖というプチ人工湖。
夕方は静かだが、日中はカヌーやサップを楽しむ人でにぎわっていた。

穂高湖というたいそうな名前を見て思い出す。
様変わりして気づかなかったが、7年くらい前摩耶山登山の途中に立ち寄ったことがあったはず!
中年登山男性がじゅーじゅー焼肉しててうらやましかったことしか覚えてないけど。

あの焼肉おじさんがいた湖のほとりに、今やこんな洒落たきれいなカフェ:シェールミエールができているのである。

センターハウスの裏にまわると自動販売機と共用施設。

水場とゴミ捨て場。
燃えるごみはもらったゴミ袋に入れ、チェックアウト時に白い建物の中に。
缶やペットボトルは分別ごみ箱があった。

女性用トイレ・シャワールーム入り口

お湯は出ないがぴっかぴかの洗面コーナー

非常にキレイなトイレ

シャワールームにはドライヤーまである。

シャワールーム個室内。
清潔で脱衣エリアも広いし折りたたまれた脱衣籠も備えられとても使いやすい。
お湯の温度もシャワー圧も充分だった。

【こだちとテンと】サイト

【こだちとテンと】サイトへは、センターハウスの横を通って山側に入っていく。

この辺りには明かりは無いので、夜は真っ暗だ。
おしゃれなキャンプ施設だと舐めてヘッデンを忘れるとトイレにも行けない。

途中に炊事場あり。

サイトへは段差もあるゆるい登り道をあがっていく。
今回は登山ではないテント練習のつもりで荷物をかなりいい加減に用意したため、担ぎ上げるのに苦労した。
次回はちゃんとザックにコンパクトにまとめて来よう。

センターハウスから一番近いあたりは段々畑状に区切られた区画が並んでいる。
木も少なくて明るい感じ。

木が多くてまさに林間サイトっぽい感じの区画もある。
静かに過ごしたいときはこっちもいいな。

今日は私ひとりなので、どこでも静かに過ごせるだろう。
段々畑サイトの中に決めた。

1区画は思っていたより広くて、小さめソロテントなら2つ張れそう。
地面はとてもきれいに整備されていた。
ペグも簡単に刺さる。
あまりにも容易に刺さり過ぎてちょっと不安なくらいだ。

初めてのテント泊にもテント泊おさらいにもお勧め

神戸市内からアクセス便利。
バスでも車でも来られるし、六甲駅や新神戸駅からしっかり歩いたり、ケーブルに乗った後ちょっとだけ歩いてきても良し。
共用施設はきれいで快適。

初めてテントを買って試し張りして寝てみたい!という時にも私のように久しぶりにテントおさらいしたい時にもぴったりではないかと思う。

遠くの山に行けないときにでものんびり過ごしにまた来たい。
今度はがんばって荷物を担いで登ってこようかな。

 

と思ってくつろいでいたところ、ちょっと不気味な思いをした。