命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録

北山緑化植物園:鎖骨骨折手術後初のゆる山散歩

鎖骨骨折手術後初の散歩兼ゆるゆるトレッキング

今年は暖冬暖冬といってたわりに、4月になってから意外と暖かくならない。
近所の公園や邸宅の庭の桜もまだまだ美しい。
今日も気温はあまりあがらず晴れたり曇ったりだが、少し歩いてみることにした。
もちろんこの情勢の中なので、電車にもバスにも乗らないで歩いてゆく。鎖骨骨折手術後は通勤のときくらいしか歩いておらず、久しぶりの散歩兼ゆるゆるハイキングもどきだ。
今年は骨折から復帰できたとしても、ご近所散歩しかできないかもしれないけれど、登山を始めてからもうすぐ4年、ほんのりとついてきた体力を少しでも保持できるよう少しでも歩けるといいが、この先はどうだろう。

誰とも話さず、もくもくと4時間だったが、ひとり登山に慣れているのでまったく苦にならず楽しく歩けた。

西宮市のシンボル的存在甲山

ちょっと歩きたい時はいつもなら六甲山の登山口まで行ったり、六甲山のふもとあたりをゆるゆる登ったりするのだが、今日は甲山方面に行ってみることにした。
西宮市の真ん中あたり?にぽこん、とお椀を伏せたような形で存在するかわいらしい山だ。六甲山系から少し離れたところにあるので標高309メートルながら、西宮市の南の方からだとわりとどこからでも見えると思う。阪急電車神戸線からもよく見える。
西宮市のシンボルといえば、「甲子園」と「甲山」。
文字で書いてみていまさら気づいたが、どちらも「甲」がついている。

家を出て住宅街を心の赴くままに歩き、甲山方面へ。
元々あまり人通りのない地域だが、今日はさらに人気がなく、たまに買い物帰りの人や私のように散歩している人がいるくらい。公園の桜は花吹雪が美しく、なかなかの邸宅街も抜けてゆくので個人のお宅の巨木といっていいような桜も楽しませていただく。

公園や貯水池などで桜を見たり、昔歩いたことのある住宅街がなつかしくて寄り道してみたりしていたら結構な時間をくってしまった。ずっと歩いてきた舗装された道路から少しだけ山道に入り、緑洋展望台から展望を眺めた後は甲山の少し南にある北山緑化植物園で折り返すことにした。
家を出たのも遅かったので今日は甲山は断念。


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イノシシよけの柵を通って植物園の敷地に入る。
最初は園内をそのまま通り過ぎようと思っていたのだが、トイレを借りようと思い立ち、メインエリアのほうに足を踏み入れた。

白い花びらと緑の葉が美しいオオシマザクラ

北山緑化植物園には各種の桜が咲き誇っていたが、その中に白い花びらの桜があった。
春先に山沿いをドライブしてると、ソメイヨシノの淡いピンクよりずっと白っぽいけど桜に似ている花が満開の木をよく見かける。いつも何の木なのか気になっていたのだが、たぶんこれだ!
白いけど桜だったんだ!
と近寄ってみると「オオシマザクラ」というらしい。
そしてなんと、この桜の葉を塩漬けにして「桜餅の葉」にするのだとか!

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桜餅の葉っぱはオオシマザクラの葉っぱ 

 和菓子の中では1、2を争うほど桜餅が好き。あの葉っぱはソメイヨシノの葉ではなかったのか。きれいな緑の葉がいっぱい出ている。すでに脳内で「桜餅桜餅」と信号が出ているせいか、いい匂いが感じられる気さえする。
色も明るい緑だし確かに美味しく食べられそう。。

後で調べたことによると、オオシマザクラの葉っぱには産毛(っていうのか?)が少なくて香りがよいから食用の塩漬けに向いてるのだそうだ。
春になると食べ物や化粧品など「桜の香り」をうたった商品が色々でまわり、なんとなくソメイヨシノをイメージさせるが、あれらの香りもオオシマザクラのものなのかもしれない。
植物は嫌いじゃないしきれいだなあと思うけど、特別に興味もなく名前を聞いてもすぐ忘れてしまうのだが、「桜餅」のおかげでひとつ名前を覚えた。
これはまさしく月並みだが「花より団子」ってやつである。

ちなみに、名前がわからないけどこれまたよく見かけるこの桜。遠目に見ると桜餅がいっぱいなってるみたいで、美味しそうだなあ、と毎年思っている。昔の和菓子職人がこの桜を見て桜餅を思いついたに違いない。

 

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