命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録 ・時々温泉も

和歌山で一番高いところに立ってきた:道の駅から登る【龍神岳1382m】

道の駅【ごまさんスカイタワー】から30分で登れる和歌山県最高峰

【登った時期】2026年5月上旬
【同行者】なし

和歌山県の最高峰はかつては護摩壇山(1372m)とされていたが、2000年の国土地理院の測量によりさらに標高が高い地点(1382m)が判明。この峰には名前がついていなかったため田辺市が名称を公募し2009年に【龍神岳】と名付けられた。

道の駅【ごまさんスカイタワー】から1時間で往復できる龍神岳と護摩壇山に、近くにでかけた機会に立ち寄った。

道の駅ごまさんスカイタワーから歩く散歩道のようなコース

道の駅ごまさんスカイタワーは高野山と龍神温泉を結ぶ高野龍神スカイラインの中間地点あたりにある。標高1000m付近の尾根道を走るワインディングロードはツーリングにも大人気で、駐車場にはたくさんの二輪車が並んでいた。

登山道の入り口はお手洗いと売店の間を進むと

すぐに登山道の道標。
【護摩壇山】のみ表示されているが、龍神岳へは護摩壇山経由で歩くのでこちらで問題なし。

高さ33mの展望塔の横を歩いて行く。

階段状の登山道は基本的に好きではないけれど、この道の階段は段差が非常に低くて歩きやすい。
好き。

迷うことのない一本道だが、わかりやすい案内図も掲示されている。

これは六甲山でよく見かけるツツジみたいな花かなあ。
六甲山では満開に咲き誇っているけれど、ここではまだまだ蕾の方が多い。

駐車場にはたくさんの人がいたが登ってくる人はおらず、さえずっている鳥の声が楽しい。
チュピチュピチュピチュピって聞こえるのだが、、、この中には見つからず。

階段が終わってもまさに遊歩道という感じのゆるやかで整備された道を歩き

15分ほどでまずは護摩壇山頂:1372mに到着。
東屋と立派な標識もある。

山名の上の雑に控えめに消された部分には「和歌山県最高峰」の文字があったのだろうか。。

龍神岳への道は?
と見回すと、どうやらこちらの様子。
地図と照らし合わせても方向はこちら。
しかし、道標にはなぜか【NHK中継局】の文字のみが。

源平合戦で落ち延びてきた平維盛(平清盛の孫で絶世の美男子だったそうな)がここで護摩木を焚いて平家の行く末を占った言い伝えが由来という、非常にかっこいい山名の護摩壇山。
NHK中継局などに最高峰の座を奪われてさぞ悔しかろう。
貴公子の悲劇は続く。

護摩壇山から龍神岳へもゆったりとアップダウンするこれまた歩きやすい道。

標高が高く深い山だけに、まだまだきらめく新芽が美しい。

樹々が少し途切れたところからは遠方も見渡せる。
時折スカイランを走る二輪車の音が聞こえてくる以外はとても静かで、わずかに登っただけで山深くに入り込んだ気分が味わえる。

人工物が見えてきたところから少しだけ登ると、

和歌山県最高峰:龍神岳

到着!

龍神岳 標高1382mに登頂!

和歌山県の奥深い地にあるにもかかわらず、高野龍神スカイラインのおかげでお散歩気分で登ってこられた。
ぴっかぴかの山頂標識が輝く。
公募故におそらく由来はないため、護摩壇山のように由来に関する掲示物はなかった。
しかし、この地で和歌山県最高峰を誇るこの峰の名は公募だろうが何だろうが龍神岳(または龍神山)以外にはあり得ないような気がした。

そして山頂標識よりも何よりも目立ってそびえたつNHK中継塔…

最高峰からの眺望。
スカイラインも見えている。

反対側にも道は続いており、ここでやっと他の登山者に出会った。
千の時、耳取山、という山を縦走してこられたそう。
ミステリアスな千の時、耳なし芳一が現れそうな耳取山。
興味を惹かれるが、今回は立ち寄り登山のためここから引き返して駐車場に戻った。

足元に咲いている小さな花など眺めながらゆるゆる戻る。

スニーカーでも充分歩けそうな整備された道は、まさに遊歩道のお手本という感じ。
(芦屋市さんにもお見せしたい)
のんびり往復しても1時間ほどなのでドライブの合間にちょっと歩くのにもよさそうだ。