高座の滝~風吹岩~横池・雌池~芦屋会下山遺跡
【登った時期】2025年3月中旬
【同行者】なし
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな
今シーズンこそ冬の間も低山をしっかり歩いて夏山に向けた体力増進だ!
と誓っていたはずなのに、厳しい寒さに負けあまり寒くない日までだらだらと過ごしたこの冬。
やっと訪れた春の日差しに誘われて久しぶりの山歩き。
まずは足慣らしに高座の滝から風吹岩を目指し、春恒例の横池おたまじゃくしの様子を見に行くことにした。
青空広がる芦屋川。
♪桜はまだかいな?
まだまだだった。
暖かくなったとはいえ、蕾はまだ固い。
遅めの出発のため人気のない高座の滝から登山道をゆく。
登山道はがらがらだったが、ロックガーデンまわりはお昼休憩中の大勢の人でにぎわっていた。
そのまま横池へ。
桜と同じくおたまじゃくしはまだ早いかな?
さすがに早かったみたい。
池のあちこちをじっくり見たがおたま達の姿は影も形もない。
休憩はお気に入りの雌池で。
今日も静かだ。
六甲山系のぷち大正池には今日は鴨の姿も。
風が強めの日だったが、時には美しい水鏡を見せてくれる。
今日は時間もたっぷりあるので、じっくりと雌池の周りを散歩してみることにした。
こちらにもおたま達はいないねぇ、、と水際を歩いていると。
岸から少し離れたところに
なんだか気色悪いものが!!
巨大な芋虫的なものがうにょうにょかたまり、
風で水が揺れるといっしょにふやふやとうごめいている。。。
うわああ、、
近づいてじっくり見ると更に気持ち悪さ上昇。
しかし、これは、、、
蛙の卵?!
それにしてもなぜにこんなに同じエリアにひしめきあっているのだろうか。
少しでも生存率を高くするための生き物の本能なのか。
巨大S字型カラビナみたいなのはひときわ立派な姿。
黒いおたまの素がしっかり確認できる。
生まれでるのももう近そうだ。
おたまじゃくしが今年も育っているのを確認でき、満足して下山開始。
帰路は風吹岩から蛙岩を超え、会下山遺跡へ。
今日も芦屋市内を見下ろしている蛙岩。
この蛙の卵があったらさぞ巨大で恐ろしさもこの上ないだろう、と想像しながら人気のない道を下る。
蛙岩の切ない伝説について
会下山遺跡も無人。
桜はまだだったが、梅は住宅街のところどころで咲き誇っていた。
♪梅は咲いたか 桜はまだかいな♪