命短し、歩けよたおやめ

体力なし筋肉なし経験なしのたおやめが老朽化と戦いながらはじめた登山の記録 ・時々温泉も

六甲山系ゆるっ登山:西宮のぽっこり独立峰と秘境?カフェ【阪急甲陽園駅~北山ボルダー~甲山~喫茶Guten Tag】

阪急甲陽園駅~北山池~北山ボルダー~北山貯水池~甲山~喫茶Guten Tag

【登った時期】2026年1月上旬
【同行者】なし

兵庫県西宮市の中真ん中あたり。
ぽっこりとお椀のような姿の甲山は標高309mの西宮市のシンボルだ。
付近で育った人なら1度は遠足で登ったことがあると思われ、私も遠い遠い遠い昔に登ったはず。
遠い昔過ぎて登ったことすら忘れてしまったこの山に久しぶりに登り、歩いてしか行けない素敵な喫茶店に寄ってきた。

阪急甲陽園駅から県道82号をたどって登山口へ

甲山は六甲山系の一部だと思っていたけれど、岩石の構造からするとそうではなく成立過程も六甲山地とは異なるらしい。
とはいえ、神戸市から宝塚市まで連なる六甲山系の東の端と思ってもいいだろう。
ちょっと離れてたたずむ孤高の独立峰だ。

▼阪急神戸線から望む。西宮市の住宅地の向こう六甲山系の端っこに甲山の勇姿

スタートは阪急甲陽園駅

駅の前にはスーパーが(いかりとオアシス)あり、いかりの隣の隣くらいにコンビニがあったはず。この後コンビニは無いので買い物はこの辺りですませましょう。

住宅街を通り、県道82号線に出る。県道は車の通行量が多い。

歩道はあるがわりと歩きにくい県道をしばらく進み、銀水橋という橋からは安全に歩ける登山道に入る。

銀水橋の横から登山道

いつも「銀水橋のとこから山道に入る」などと言っていたが、正式には【北山公園ハイキングコース入り口】という名がついているみたい。

少し歩くと分岐に出る。
右の広い方はお寺に通じる道のようなので左の細い道にそれる。

左側に車の走行音と水音を聞きながら川に沿ってしばらく行くと、一見行き止まりのような所にでる。
よく見ると小さい白い道標に【北山池】【甲山】とあるので右へ。

ここからは少しずつ高度をあげて登る。

ほぼ道なり。
たまに分岐があるが【北山池】【甲山】と道標が示す方向に行くと、猪除けの扉に突き当たる。扉をあけると北山緑化植物園内だ。

植物園内の整備されて平たい歩きやすい道を歩いて北山池に到着。

非常に静かで人は少なく、孫らしき少年を連れた男性だけ。
少年は何かにとりつかれたように池の周りを何度も何度も走って回っていた。まあまあのサイズの池だ。元気だなあ。。

橋を渡って再び山道に入る。

ここからは私の好きな大きな岩の道だ

低山からとは思えない景色と静けさを楽しめる大岩エリア

ちょっと登ると大岩がごろごろしたエリアに出るので、メインの登山道を外れて脇に入る。

こんな海坊主みたいのや

登ってみたくなる岩がたくさん。

岩々の間に細い道が走っているので、迷い込んだり落ちたりしないようにだけ気をつけて好きな岩を探そう!

今日の休憩場所は目標の甲山が見えるここに決めた。

水分を取って休憩。

青空の下にぽっこりとそびえる!孤高の甲山。

【ゴトゴト岩】という看板が目に入った。
おそらく揺らしても落ちない不思議岩、みたいなやつよね?

どれがそうなのかわからないのでこの大きい岩と下にある岩を押してみるけどびくともしない。

よーく見たら、今まで自分が座っていた岩がそうだった。

この平たい大きい岩、確かにごとごと揺れる。

このあたり一帯はボルダリングの練習をする人も訪れるため、北山ボルダーともよばれているらしい。
下の方から時折小さく人の声が聞こえてくるのはボルダリングしている人なんだろう。
それ以外はこの静かな空間を独り占め。
ほんのちょっと登っただけで大阪方面まで見渡せるこの景色と静けさを楽しめる。
寝坊した日や少しだけ歩きたい日にもってこいの大好きなスポットだ。

名残惜しいが先に進もう。

元の道に戻り、今度は北山貯水池を目指す

ゆるい尾根道で大好きな道だ。
大きい岩の横を通ったりしながら

ほぼ1本道だけど、分岐には道標もあるので安心。

20分ほどで西宮市の水めがめ:北山貯水池に出た。
ここもため池王国兵庫が誇るため池の1つだ。

堰堤にはトイレもある。
ちんまりしたごく普通のトイレだがぴっかぴかに掃除が行き届いておりとてもきれい。

堰堤を通り抜けた先にもトイレあり。
いったん車道に出て車道沿いに左へ。
甲山に登るにはいくつか登山道があるが、今日は左折して甲山自然観察池の横から登ることにした。

ぽっこり独立峰:甲山に登る

甲山自然観察池の横から遊歩道に入り、分岐を【甲山山頂】へ。

ここからは階段が続く。

ほどよい高さのほぼ同じくらいの高さの階段が規則的に続いており階段にしては登りやすい。
10分ちょっと、、ゆっくり登っても15分かからないほどだ。

開けた頂上に出た

標高309m
甲山登頂!

あのぽっこりした山頂は広い草っぱらだった。

宇宙船を呼ぶのに良さそうな丸く開けた頂上。

頂上周辺を木々が囲んでいるので展望は望めそうにない。絶景は北山で楽しんできたので、ここでは空を楽しむことにしよう。

ベンチに寝転んで空を眺めてみる。

爽快!

素晴らしい快晴だが風が強くなってきたので早々に退散。

「この木何の木」っぽい木。
これが山頂ど真ん中にあったらなかなかの名所になっていたかもね。

下山は登ってきた道と反対側の東側から下りた。

こちらはスロープや階段が入り混じった足元

10分弱で下ったところで分岐。

本日は甲山自然の家方面へ

甲山だけを登る道は整備されて登山経験のない人や小さな子供でも問題ないけれど、この道はちょっとしたザレ場があったり、落ち葉がたっぷり積もって滑りやすいところがあったりで、足元注意。

大量の落ち葉に滑りそうになりながら甲山キャンプ場に出た。
フェンスの向こうはキャンプ場敷地のようで炊事場などの施設が見える。

林道に出た。左右にキャンプ場の施設がぽつぽつあらわれる

【なかよし池 広河原】の道標から林道をそれて山道に入る。

ちょっとだけ下るとすぐ舗装路に出る。

地図で見ただけで初めて通るこの道は五ケ池ピクニックロードというらしい。

五ケ池ピクニックロード楽し気な名前がついているので遊歩道的なものが併設されているのかと思っていたら普通に車道だった。
日曜祝日は車は通行禁止らしいがこの日は土曜日なので車もばんばん通る。しかも結構かっ飛ばしてくるのでこわい。

西宮市の秘境カフェ?GutenTag

かっとばしていく車に注意しながら少しだけ進むと、ぽつーんと現れる別荘風の建物

喫茶 Guten Tag(グーテンターク)

駐車場が無いのでお客さんは歩いて来る人だけ。
市街地に近いとはいうものの、いや、近いだけにこれは秘境カフェとよんでいいのではないだろうか。

昼食時間にしては遅めの到着のため店内はすいていた。
(12時ごろ訪れた時はほぼ満員だった)

薪ストーブが燃えるとても落ち着く店内

軽食はサンドイッチ、トースト、ピザ、カレーなどなど。。
今日はミックスサンドとコーヒーを頼み、窓際の席でゆっくり。

窓際の席からはテラスが見えた。
テラスの向こうには仁川が流れている。もう少し暖かい日ならテラスもいいなあ。。

ゆっくりランチの後は、住宅街を適当にたどって甲陽園駅へ戻った。
穏やかな良い冬の1日だった。