外泊が好き。
「旅が好き」と違って「外泊が好き」って書くと、不良娘妻みたい。
Googleで【外泊】と打ち込むと、Oxford Languagesの定義というのが表示された。
外泊:自分の家や普通は寝る一定の宿所とは別の場所に泊まること。
なるほど。
入院していたり寮や施設で暮らしていたら自宅に泊まる場合も【外泊】っていうものね。
「【外泊】には旅行で泊まることは含めない」という定義もあるみたいだけど、旅だろうが家出だろうが自宅以外で泊まるのは【外泊】でしょう。
【外泊】はわくわくする。
ホテルだって、
宿坊だって
旅好きな人はもれなく外泊好きかと思っていたけど、どうも旅行が好きだからといって外泊が好きとは限らないようだ。
無理に延泊するよりはできれば早く帰宅して自宅で寝たいという人もいるし、無駄な前泊なんて絶対しないという人も多い。
私は必須ではない前泊も大好きだし、夜行バスや深夜発朝着の飛行機ですら楽しい。
始発や早めの交通機関を使えば予定に充分間に合う場合も、前の晩から出かけて敢えて「外泊」したい。
登山の時も遠方ならぜひ登山口の近くに泊まりたい。
めったにない出張の際も泊りがけなら心が躍る。
友達との旅行で現地集合!
の時も私だけ前日遅くに前乗りして前泊し、皆を現地で待ち構えることも多い。
そんな時お世話になる宿泊施設はビジネスホテルがほとんどでたまにゲストハウス的なもの。滞在時間が短いこともあり、あまり記憶に残っていないことが多い。
大好きな外泊だが、それほど機会があるわけでもないし同じエリアに泊まることも多い。それなのにホテルを探していると、確かに泊まったことがあるにも関わらずどんな宿だったかが思い出せないことが増えてきた。
ひどいときにはどのホテルに泊まったかすらも思い出せない。
私は記憶力が悪い。
記憶力は元々悪いけど、年を重ねて更に拍車がかかったようだ。
強烈な印象を残したホテル以外、、いや、強烈なホテルですら記憶は悲しいくらいどんどん消えていく。
そのうち、初めてだと思った宿に泊まってから
「あれ、ここ前に泊まった気がする。しかも二度と泊まるまいと思ったのにぃ(-_-;)」
と気づくという悲しいことになってしまいそう。
今後どれだけ大好きな外泊を楽しめるかわからないのに、そんな失敗は許されないのだ。
満足の外泊ライフのためにもちょっとしたメモを残しておこうと思う。