雲仙温泉:湯の里共同浴場だんきゅう風呂
【訪れた時期】2024年10月上旬
【同行者】なし
雲仙普賢岳登山で訪れた雲仙温泉。
滞在中、日帰りで楽しんだ温泉のひとつ湯の里共同浴場だんきゅう風呂は雲仙温泉で最も古い共同浴場らしい。

営業時間:09:00~22:00
定休日:火曜日
料金:訪問当時200円
*筆者訪問時の参考情報です。訪問される際は最新情報をお調べください。
立地とアクセス
雲仙温泉神社や雲仙バス停から徒歩3分くらい。
周囲は静かな住宅街。

宿泊した民宿からは徒歩すぐの立地だったので、夕食をとった後に訪問した。
入り口に自動販売機あり。

「だんきゅう」とは、らっきょうのことで、かつてらっきょう漬けに使用されていた樽を湯船にしたことからその名前がついたそう。
遅い時間に訪れたせいか女湯は無人。
脱衣所
シンプルな脱衣所にはかごもあるけど、

鍵付きのロッカーもあるので安心

浴室とお湯
浴槽が真ん中にある西日本形式の配置。
楕円形の石風呂にはうっすら白濁した貝汁系の湯。
硫黄臭が漂い、期待が高まる。

アメニティ無し。
シャワーはあるが、非常に水圧が弱い。
今日は宿泊先の民宿で体を洗い洗髪もすませてきており、お湯だけをのんびり楽しむ心づもりだ。
ささっと体を清めていざ湯船へ。

あっつうううう!!
何これめっちゃ熱い!
足湯もできないくらい熱い!
熱い湯は表面にたまるというから、かき混ぜまくってみるがほとんど効果無し。
どうする?
頭を巡らせば、窓際にホース発見。
おそらくあれで水を注げるはず。
しかし、ここは観光ホテルではなく共同湯だ。
地元の常連さんはあっつーーーい湯が好みで、これくらい平気の平左なのかもしれない。軟弱な観光客が勝手に適温にうめていいのか。
着替えるのめんどくさいけど番台に聞きに行く?
しばし悩んでいると、天の助けか脱衣所の方から声が聞こえ、大人女性2人と小学生くらいの女の子が入ってきた。
よしよし、どうやら地元の人みたい。

カランで体と髪を洗いだした3人に思い切って声をかけてみる。
「すみません。地元の方でしょうか?」
「そうですよー」
「観光で来てるんですがお湯がすっごく熱くて。皆さんこれくらいの温度で入られるんでしょうか?」
女性達は湯船の温度を確かめるなり、こんな熱い湯には地元民でも入れないと大笑い。
「いや、これは熱い!!」
どんどん水でうめちゃいな!ということになった。
地元民のお墨付きを得てホースで水を注ぎこむが、あまりの熱さにまさに焼石に水。ホース作戦に加えて桶で熱い湯をどんどんかきだすことにする。
濃い源泉を薄めるのはもったいないが仕方がない。
女の子が源泉の湯口にうまく桶を当て、これ以上熱湯が注がれないように工夫してくれる。
なんて賢いお嬢さんなの♡
せっせと熱湯お湯をかきだし頑張っていると、洗髪を終えた地元トリオが
「まだ熱めだけどこれならいける」とけろっと入湯。
気持ちよさそうに身体を沈めている。
さすがジモティ。
私も続け!と足をつけてみるもあえなく敗北。
今度はホース水を頼りにホースを抱きかかえるように入ってみる。
動くと熱くてびりびりするので静かに静かに・・・
自分の周りに水と熱湯お湯が混ざり合ったバリア空間を張るようなイメージでそっと身体を沈める。
なんとかいけそう!
ちなみに浴槽は見た目よりかなり深さがあり、浴槽のへりの段差に座って肩まで浸かれるくらい。
最後までホースは手放せなかったが、それでもきりっとした熱湯お湯をたっぷり楽しんだ。

帰路の身体は芯からほっかほか。
10月の夜というのにノースリーブワンピース一枚で心地よい夜風に吹かれ民宿への道を帰った。
次回は源泉のままの濃いお湯にじっくり浸かりたい。
